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ポートレイトレクチャー「54.ライティングには撮影者とモデルとの共通認識が必要」

今回はポートレイトにおけるライティングのお話です。
スタジオなどでストロボや定常光を使ってライティングする場合、撮影者とモデルとの間には必ず共通の認識が必要となります。
それは何かといえば、「どんなライティングをして、どんな写真を撮るのか」ということです。
光を回してさわやかな感じに撮るのか、それともダイナミックな光を使って印象的な仕上げにするのか。
また、ライティングをするということは光の方向性を決めることでもあります。光の方向に対して、モデルさんはどのような身体の向き、顔の向きをするべきなのかもはっきりと決まってなければなりません。

では、具体的にライティングの仕方によってどんな点に注意をして、どのような共通認識を持つべきなのかについてお話したいと思います。

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