見出し画像

撮影中にモデルさんに写真を見せた方が良い理由

デジタルカメラの利点の一つに、撮った写真をその場で再生して見られることが挙げられます。
みなさんは、この利点をポートレイト撮影に生かしていますか?
撮影中にモデルさんに写真を見せていますか?
撮影が終わったあとではなく、撮影中に見せることです。
撮影中に写真を見せることにはいくつかのメリットがあります。
今回はそのメリットについてお話します。

まず第一のメリットは、イメージを共有できるということです。
これは最大のメリットと言えるでしょう。
モデルさんはカメラの向こう側に立って、表情やポーズを作っています。
撮影者はファインダーを覗いているので、どんな風に写っているのか、背景はどんな感じなのかなどという仕上がりについては当然イメージできます。
ですが、カメラの向こう側にいるモデルさんは、これがまったくない状態です。
カメラに詳しいモデルさんであれば、「今、50mmのレンズを付けているから、これくらいのフレーミングだな」などと分かるかもしれません。でも、詳しい人でもそれくらいです。
実際にどんな写りなのか、撮影者がどんな表情、ポーズを狙っているのかは、写真を見るまでは分からないものです。

ここから先は

1,616字 / 1画像
ポートレイトが上手くなるためのノウハウ集です。 ポートレイトの基本から実践で気をつけるべきこと、モデルとの接し方などについてお伝えします。また、RAW現像などについても言及していく予定です。 美しく、綺麗なポートレイト写真を撮るために必要と思われることを綴っています。

塙が考えるポートレイト写真のあり方とは? モデルとの接し方、指示の出し方は? どこに注意するともっとよいポートレイトになるのか? などなど…

よろしければサポートをお願いします。 活動資金として使わせていただくほか、次の記事への励みとなります。 どうぞよろしくお願いいたします。