ポートレイトレクチャー「50.信頼と信用を得ることの大切さ」
技術的なことに目が向きがちなポートレイト撮影ですが、技術と同じくらい大切なことがあります。
それは信頼されるとこと信用されることです。
ここでは辞書的な意味合いでの言葉の違いではなく、ポートレイトにおいて私が考える信頼と信用についてお話ししたいと思います。
まず、信頼についてですが、これは簡単にいえば、「この人に撮ってもらえば自分にとって絶対に良い写真になる」と思ってもらえることです。
一方、信用というのは、「この人はちゃんとした人」「この人なら絶対に不快な思いはしない」と思ってもらえること。
私はそのように信頼と信用を区別しています。(あくまでの私の中での区別ですが)。
信頼と信用がある状態と無い状態では、明らかに写真の仕上がりは変わってきます。もっといえば、それがないと撮れない写真もあると思っています。
(例えば、一日がかりで遠出したり、密室に近い空間で二人で撮影するなど)
では、どのようにすればモデルさんから信頼と信用を得ることができるのでしょうか。
ここではクライアントさんのあるお仕事写真の話は置いておいて、作品撮り的なお話をしたいと思います。(お仕事写真の場合は最初から信頼と信用があるのが前提なので)。
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