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カメラの適正露出があなたの適正露出とは限らない!

「適正露出」という言葉があります。
最適な明るさで撮れるための絞り、シャッタースピード、ISO感度の組み合わせということでしょう。

では、この最適な明るさ、つまり「適正露出」とはどのようなものなのでしょうか。

カメラの取扱説明書などではよく、「露出補正を±0にした状態」が適正露出で撮れますなどと書かれてます。
ここでいう適正露出とは、カメラが判断した適正ということです。
つまり、カメラメーカーがさまざまなシーンに応じた明るさ設定をカメラに覚え込ませておいて、その通りに撮れるという意味です。
機械が判断した最適な明るさということですね。

ですから、私はカメラの露出設定通り(露出補正なし)の明るさは適正露出ではなく「標準露出」と呼んでいます。
なぜって、ちょうど良い明るさだと決めるのは、カメラではなく撮影者だからです。

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