写真の消費期限について考えてみた
冷蔵庫に入っていたプリンを食べようと思って、消費期限をチェックしました。
そのときにふと思ったのです。「写真には消費期限ってあるのだろうか?」と。
写真は、食べ物のように古くなると痛んでしまうものではないし、消費期限というものはないのかもしれません。
でも、撮った時の鮮度という意味では消費期限があるかもしれません。
たとえば、桜の写真を例に取ると、桜が咲いている時期には世の中に桜の写真がいっぱい見られます。
地方によって時期はまちまちですが、それでも桜の時期と言えばいわゆる「春」でしょう。
では、この桜の写真を夏や秋に見せたらどう思われるのでしょう。
きっと、「この季節になんで桜の写真なんだろう?」と思う人が多いでしょうね。
そう考えると、桜写真の消費期限は「春いっぱい」ということになるかもしれません。
でも、仮にパリを撮りためた写真展でならば季節は関係なく桜の花の写真を見てもらえるかもしれません。
たとえその写真展が夏に開催されたとしても、「あ〜、パリにも桜は咲くんだなあ。パリの春は素敵だなあ」と思ってもらえそうです。
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