見出し画像

写真展って誰のことを考えて写真を展示するのか?

写真展開催講座なるものをやっている私から、このnoteを読んでいただいている読者の方々にこの質問を投げかけます。
「写真展って誰のことを考えて写真を展示するの?」

写真展に写真を展示するのは出展者です。
ですから、自分のために写真展をやるのは間違いないでしょう。

ですが、写真展というのはそもそも、写真を展示してそれを他の人たちに観てもらおうとするものです。
もし写真展をやっても、誰一人写真を見に来てくれる人がいなかったら、写真を展示する意味はないでしょう。

つまり、写真展というのは、見に来てくれる人に向かって、写真を展示するものなのです。

これは個展であろうが、グループ展であろうが同じことだと思います。

つまり、写真展というのは見に来てくれる人のことを第一優先に考えるべきなのです。
もちろん、展示する写真は自分が気に入っていて、自信のある作品で良いと思います。

自分の気に入った写真を展示することが目的なのだから、自分の好きなように展示をすればよい、と思う人もいるかもしれません。

でも、それは写真展のあるべき姿ではないと私は思うのです。
それはなぜなのか。
それついてお話ししていきたいと思います。

ここから先は

2,106字 / 1画像

¥ 300

よろしければサポートをお願いします。 活動資金として使わせていただくほか、次の記事への励みとなります。 どうぞよろしくお願いいたします。