見出し画像

自由に撮ることの難しさ

写真なんて自分が撮りたいように撮ればいいんです。
趣味で写真をやっているならこれは正論だと思います。

でも、ここで難しいのが、「自由に撮った写真=自分が本当に望んでいた理想の仕上がり」となっているかどうかということです。

自由に撮った結果、あとから見てみたら良かった or イマイチだった。
これは撮りたいように撮ってると言えるのでしょうか?
撮りたいように、ではなく、ただ行き当たりばったりにシャッターを押して、偶然の結果に頼って、良かった、イマイチだったという。

本当に撮りたいように撮る、ということは写真を撮るときに仕上がりイメージが明確にあって、それを自分の感性で撮ることなんじゃないでしょうか。

つまり、自由に撮るというのは、自由に撮れなければいけないということになります。

旅先である街を歩いたとします。
旅ですから、自分の思いのままに自由に撮ればいいと思います。
でも、撮れた写真は自分が思ったものと違っていたら。
それはやっぱり自由に撮ったけども、自由には撮れなかったということになるのではないでしょうか?

ここから先は

643字 / 1画像

¥ 300

よろしければサポートをお願いします。 活動資金として使わせていただくほか、次の記事への励みとなります。 どうぞよろしくお願いいたします。