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SNSから患者さんの薬剤や疾患や薬剤に関する不満点を把握したい

株式会社pipon北爪です。
製薬会社の患者さんに関する主な情報源は医師の元へ訪問するMRです。

ただMRも患者の情報は医師からの又聞きであり、直接患者さんの情報を把握することはできません。

最近では、LINEヘルスケアというサービスで直接患者さんと繋がることもできるようになってきましたが、十分な人数ではありません。

そこで、ネットに落ちている大量情報を解析して患者さんが疾患のどこに困っているかを解析しました。

ネットの利点を生かす「大量情報」という観点でTwitter情報がおすすめです。

疾患名や関わりのある単語のツイートを取得します。
最初に重要なのは、医療従事者のツイートとそれ以外を分ける必要があります。医療従事者のツイートは疾患の解説であることが多く、患者さんの不満点を解析するという主旨からはズレてしまうためです。Twitterのアカウントで「医師」「薬剤師」などの単語が入っていたら医療従事者のツイートと判断し、他のツイートとは分ける処理を入れることで回避します。

ここから、医療従事者以外のツイートを「痛み」「生活習慣」「体調不良」などに分類し、各ツイートがどこに分類されるかをカウントすることで、疾患に対してどこに困っているかを整理します。

また、自社の薬剤名と競合の薬剤名のツイートを取得し、ツイートした方のプロフィールを分類していきました。

さらにツイートをポジネガ分類すると、自社の薬剤は大学生にとって他社薬剤よりネガティブなことをツイートされる率が高いなど、比較が可能になります。

この比較ができれば、Twitterというデータが大量すぎて全てを読み込むことはできない媒体に対してポイントを絞って把握することができるようになります。

また月毎のポジティブ・ネガティブなツイートの割合を補足していくことで、マーケティング施策の効果がツイートに反映されているかを確認することができます。

このようにしてTwitterから患者さんの疾患・薬剤への不満を掬うことで今後のマーケティング施策へフィードバックすることができるようになります。

こういった解析にご興味あればseiyakitazume@pi-pon.comもしくはこちらのフォームにてご連絡ください。

https://docs.google.com/forms/d/1RT1AoUMXxHgN2yPzxLMHIKHQFvciziZjfcX6PD3a1Bw/prefill

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