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『砂糖づけ』ー詩ー

甘めの言葉を探して街を歩いてみる
サングラスは瞳を隠すには丁度いい
この憂鬱に気づく人はいない

恋をしている女が羨ましいのは
まだ人恋しさを知らないから
まるで永遠にギラギラした太陽を
手に入れたかのような
真夏の匂いがするから

誰かがリビングに置いていった感情は
私のため息でsweepできるほど
軽くはない
その場限りの会話は
時々にがさを増してくる

ブルーな溜息を
スライスしたオレンジに溶け合わせた

たまには
 甘い涙がほしいじゃない

✴︎✴︎✴︎

#詩 #poetry #lyric

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