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ソルティ・ドッグ

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塩日記2020
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#マンガ

誰かの言葉に感銘を受けてきたから私はずっと書いてこられたし、これからもきっと書いていける

小説用ブログを立ち上げた話とラス為の紹介は無料、ハニレモの話は有料 ▽▲▽ 不甲斐なくて泣いた日の夜に ただ強くなりたいと願ってた そのために必要な勇気を 探し求めていた - 米津玄師「ピースサイン」 小説家になろうで連載し、書籍、ゼロサムオンラインでコミカライズされている「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。〜ラスボスチートと王女の権威で救える人は救いたい〜」(通称ラス為)がめちゃくちゃおもしろすぎて、web掲載第1部全693話を2日半で読みきり

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「数字」ではなく、ひとりひとりとして出会えたらいいなあって思うんです。

オススメの少女漫画の話をして、オススメの少女漫画を教えていただきました。だいぶいまさら感がありますが読みました。 小ネタの知識量がすごくてそれを噛んでいるうちに時間が経っていた……。超お嬢様学校に通う、「お嬢様」とは見かけ倒しな3人の女の子が主人公のお話。ファンタジーとは元来突拍子もないものだけど、突拍子もない展開が連続していく学園ものファンタジー。史緒さんなど頭がいいのに、最終的にはわりと3人で力業になるの笑った。 セリフが多いので勢いのうねりの中でともすれば見逃しそう

表紙絵で関係性を読む

村田真優『ハニーレモンソーダ』の中身を一通り(?)(?)(?)読みふけった私であるが、今は表紙を眺めて物語に想いを馳せるという遊びに興じている。 いちおう、美術作品を読む勉強をしていた人なので、そこにセリフがなかろうとストーリーが克明に描かれていなかろうと、私は楽しめるんだよね!!!というおのれの強みを大いに生かした遊びである。 写真と共にnoteで熱弁しようと思ったが、著作権がこわいので、文章で熱弁する。表紙が気になる人は『ハニーレモンソーダ』全巻買ってくれ。 * 本

シンデレラの魔法は解けない

村田真優『ハニーレモンソーダ』13巻が発売されたので、思いの丈をここに記す。私は本誌で読了済みだったとはいえ、1冊にまとまるとやはり愛があふれてとまらなくなる……。というわけで、私は1ミリも遠慮なく盛大にネタバレを踏み抜いた記事を書くので、読みたくない人は自衛でお願いします。 ちなみに私がこれまでに書いてきたハニレモ関連の代表的記事は下記のとおり。ハニレモが最高だから読むべき!とネタバレなしに説明しているのは、1番上「ハニーレモンソーダ、蜂蜜多めで。」という記事なので、未読

電子か、紙か、それは問題なのか

結局のところ、漫画とは、紙媒体で読むのと電子媒体で読むの、どちらが適しているのだろうか。 ということを半月ほど考えている。 小説だとか評論だとかの活字の塊を私は電子では読まないので、これはあくまで漫画の話だけど。ハニレモ記事の冒頭でKindleを絶賛したわけだが、3ヶ月も同じ漫画を読みつづけていたら、電子の限界を感じはじめた。 ので、個人的な感想を比較してみようと思う。 サービスはKindleとRenta!を使ってます。また、前提として、私のデバイスはスマートフォン(Go

そうだ、少女漫画を読もう!

(紹介追加 4/6) 年明け一発目に書いた「ハニレモにドハマりしたんだがとりあえずまじで三浦界の顔面がやばすぎる」とさけんだだけのnoteがもう少しで1,000ビューになる。 閲覧数が4桁になっている記事なんて編集部におすすめしてもらったものしかないのにこの記事は本当に摩訶不思議と思いつつ(後半はだらだら日記を書いたから有料だし)、なんだみんな少女漫画大好きなんだな!??!?と都合よく解釈しているので、愛すべき少女漫画を列挙しようと思う。 漫画のおすすめ記事を見ていると

恋って誰かとしなくちゃだめですか?

相変わらず村田真優「ハニーレモンソーダ」を読みふけっては、石森羽花ちゃんのことが大好きな三浦界くんの顔がいい、と思って日々を過ごしているんだけど、読者の私はそりゃあもう死ぬほど「恋愛」が苦手であるので、「生まれたばっかり」の羽花がときどき不安げな表情を見せるたびにそのことを思い出したりもしている。ただ、羽花とは理由が異なるけど。 私の「恋」と、友人の「恋愛」小学校4年生のころ「好きな人いる?」と訊かれて、なんだかよくわからないけど、とりあえず同級生の中で一番人気だった男の子

主人公がひとりで立てるとき、きっと恋ももっとかがやく。

 村田真優「ハニーレモンソーダ」の中で、主人公の石森羽花が、三浦界との交際を周囲に反対されたときに、きっぱり言い切る台詞がすきだなと何度も読み返している。 「先生、私は、三浦くんがいなくても生きていけます」  この言葉は決して否定的な響きではなく、自分の自立について肯定的に、羽花の口からこぼれる。そしてひとりでいる以上に他者がともにいてくれることの意味について、「でも、決して輝けない」「三浦くんの力を借りて理想の自分を追い掛けているんです」と彼女は続けるのだが、王道の恋愛

ハニーレモンソーダ、蜂蜜多めで。

三浦界の顔面がやばい。 と、三箇日からずっとさわいでいる。マジで三浦界の顔面がやばい。顔面もやばいがスパダリぶりも半端ない。ハイスペダーリン最高かよ!!! 三浦界とは、りぼんで連載中の村田真優による青春恋愛漫画「ハニーレモンソーダ」の登場人物である。コミックスは十二巻まで出ている。春まで待てそうになかったので電子で本誌も買った。まさか三十を超えて自分のためにりぼんの本誌を買うとは思わなかったが、Kindle最高、Kindleは神、Kindle使い始めてから漫画を読むハード

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