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「数字」ではなく、ひとりひとりとして出会えたらいいなあって思うんです。


オススメの少女漫画の話をして、オススメの少女漫画を教えていただきました。だいぶいまさら感がありますが読みました。

小ネタの知識量がすごくてそれを噛んでいるうちに時間が経っていた……。超お嬢様学校に通う、「お嬢様」とは見かけ倒しな3人の女の子が主人公のお話。ファンタジーとは元来突拍子もないものだけど、突拍子もない展開が連続していく学園ものファンタジー。史緒さんなど頭がいいのに、最終的にはわりと3人で力業になるの笑った。

セリフが多いので勢いのうねりの中でともすれば見逃しそうになる、ポロッとこぼれる機微がよかったなあ。現実でも「ほんとうのこと」は、いつもほんの一瞬しかあらわれない。拾い損ねるとずっと気づかないままになるから、怒濤の言葉の中から小さな心に気づく作業って大事にしたい。

少女漫画的お話として一番好きなのは「空色の革命」かな、いやでも「夢だっていいじゃない」もすごくよかった。お兄ちゃんの本心にふれるところが、血がつながっていようとなかろうと、家族って自然と「なる」ものじゃなくて「つくっていく」ものだよなぁと、その繊細さがいいなって思いました。あ、そういったら3人ともそうか。そうだな。

亀山さんご紹介ありがとうございました!「はいからさんが通る」は読んだことがあるんですが、これもまた、あらためて読み返してみます。


漫画の表紙絵がめちゃくちゃ楽しい話を書いたら、実践して下さった方がいて、さらにめちゃくちゃ楽しくなりました。

ぴえん。嬉しい。仲間ができた……!!!
さあちゃんさん、ありがとうございます。「アオハライド」読んでみます。

私は昔からジャケ買いする人間なので、もともと表紙をガン見して、中身を想像してから読むかどうかを決めるんですけど、読み終わったあとにあらためて観察してみるのも発見があってときめきますよね。漫画の楽しみ方として今後もオススメしていきたい。


まだ私に体力があって人生で一番美術館に通っていたころ、この展示作品が好きなんだよねって異様な熱量で語っていたら「見てきたよ~!」と感想をもらうのが大好きだったことを思い出しました。また、誰かがすっごくすっごく好きなものを私も一緒に楽しめるようになるときも、やっぱりいいなって感じます。ハッピーがつながっていくのは本当に嬉しいです。


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まさか自分のフォロワーが3桁に乗ると思っていなかったので、このごろは時々、何を書くか迷うんだけど。私のツイッター交流最盛期ですら120人くらいがピークだったので、300……???300人てこと???と毎日我が目を疑っています。フォローのボタンを押す一手間をかけて、読みにきてもらえるだけでとてもありがたいです。あなたの気になる存在の中に私を入れてくれて、ありがとう。

私は、数字のかたまりとしてフォロー数やスキの数を見ることに表現しがたい苦痛を感じてしまうので、なるべくフォローやスキを押してくれた人たちのことは覚えるようにしています。全員をフォローバックするのは、ごめんなさい、私の情報取捨選択キャパシティの問題でできないんですけど。とにかく、覚えるようにしています。

それで、私には、一度「絵」として認識したものは、基本的に忘れない特技があるので、アイコンがあるとめちゃくちゃ喜びます。アイコン+名前だと間違いないです。私によって存在を覚えられるメリットは特にないですが、私が投稿するたびに、私が「いつもありがとうございます、あなたにいいことがありますように」と勝手にお祈りします。たとえ私のその日の記事が、あなたにとって価値のないものだとしても、勝手に。


「数字」として見る、フォロワーの数や、スキの数の話は、私の中でどこかお金の話をするのに似ていて、書きづらかったんだけど。こういう数字はいつだって、本当は人の集まりだから、ひとりひとりとして出会えたらいいなあって思うんです。300人てすごくない?私の推しが開催するライブ、ハコのキャパシティが300前後のことが多いのね。300人というのは、あの、魔法みたいなひとときで、おのおのがそれぞれの愛のかたちを胸にいだいて、ぎゅうぎゅうになって一つの空間を共有しているのと同じ人数なわけだよ。感動しかない。ふるえてしまう。やばい。

時々、思い出したときに、そういえばあれ読みたいなって、来てもらえたら幸せです。スキしてもらえればもちろん喜ぶけれど、時間を割いて読んでくれる人がいるだけで、私は十分幸せ者です。ありがとうありがとう。

いつでも会おうね、会いたいときに。私は、きっと、まだしばらくは、心をさがしてここにいるので。


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