マガジンのカバー画像

空の花篭、

87
ネガティブ日記2019
運営しているクリエイター

#いまから推しのアーティスト語らせて

#いまから推しのアーティスト語らせて(慾深い私は平井堅の世界を丸ごと飲み込み骨の髄まで嫉妬したい)

 人間、時には闇墜ちする時間も必要だ。  だけど、そういうときでも、心にぶれないものを持っていたい。悲しくても悔しくても、どん底まで落ち込んでも、真っ暗闇の中でも、目を開いていられる毅さのようなもの。世の中に臆することのない「私」でありたい。  世間知らずで浅慮であり、肥大化する自意識だけが世界の中心で、自分の妄想と心象風景を綴るだけであったころから、私はそういった言葉に憧れていた。弱さや痛みを否定せず、確かに、身の裡に抱えながらも、それらに全てを投げ出さずにいる。私はいつ

私の中の怪物

 幸せな顔した人が憎いのはどう割り切ったらいいんだ  満たされない頭の奥の化け物みたいな劣等感               ー ヨルシカ/だから僕は音楽を辞めた  私はこの曲をカラオケに行ってよく歌うのだけど、「満たされない頭の奥の化け物みたいな劣等感」というところだけ変に力が入ってしまっていつも声が裏返る。力が入るのがわかっているからちょっとフラットに歌おうとすると、ここは二度目のサビの直前で、その後Cメロに入る、歌に勢いが出てくる重要なところなので、力を抜くと肩透かしし