#いまから推しのアーティスト語らせて(慾深い私は平井堅の世界を丸ごと飲み込み骨の髄まで嫉妬したい)
人間、時には闇墜ちする時間も必要だ。
だけど、そういうときでも、心にぶれないものを持っていたい。悲しくても悔しくても、どん底まで落ち込んでも、真っ暗闇の中でも、目を開いていられる毅さのようなもの。世の中に臆することのない「私」でありたい。
世間知らずで浅慮であり、肥大化する自意識だけが世界の中心で、自分の妄想と心象風景を綴るだけであったころから、私はそういった言葉に憧れていた。弱さや痛みを否定せず、確かに、身の裡に抱えながらも、それらに全てを投げ出さずにいる。私はいつ