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Hana Tutumiのしごととくらし No.8

こんにちは。Hana Tutumiの前田です。

ここ数日は会津地方の寒さも緩み、少しずつ春へ近づいているような気がします。
私は冬の間ずっと会津で過ごすのは初めてで、寒さを乗り切れるかどうか心配していましたが、無事に乗り切ることができそうです。
今年の会津は寒さが厳しかったのですが、ウィーンで過ごしたヨーロッパ特有のグレー一色の冬とは異なり、時折青空の下に広がるきらきらと太陽の光に反射する雪景色を愉しむことができています。
東京のビル群を懐かしく思うこともありますが、自然が見せる四季折々の姿をゆっくりと堪能したいと思います。

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今回のテーマは、「つながること」です。
2020年、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、私たちの生活は一変しました。
現在も、状況は悪化の一途を辿っています。
世界各国では、日本よりも規制の厳しいロックダウンを実施し、たくさんの人が制約させた生活を余儀なくされています。
このような状況になってから、人と会うことの大切さを何度も繰り返し考える機会が多くなっているのではないでしょうか。

それでもたくさんの人が、このような状況の中、少しでも楽しく暮らしていこうと様々な試みを行っていることと思います。

Hana Tutumiでも、たくさんの方々と直接お会いできる機会を失ってしまいましたが、「どんな時でも前に進む」と言うオーナーの栗城の言葉通り、今できることを模索し続けています。

Hana Tutumiでは、たくさんの方々に通信レッスンを中心に草花に触れる愉しさをお伝えしてきました。

栗城は、「先生と生徒」という関係だけではなく、同じ「草花好き」の仲間として、草花を介しての皆様とのつながりを大切にしています。
直接お会いできなくても、「草花が好き」という共通点があるだけで、何か特別な絆のようなものが生まれるのではないかと信じています。

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世の中がこのような状況になってから、このつながりをより強く意識するようになりました。
毎月、皆様にレッスンキットをお届けしていますが、この草花に触れることで少しでも心を和ませたり癒したりすることができればという想いを込めて梱包しています。

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また、新たな試みとして、オンラインでのレッスンも始めました。
パソコンが苦手な栗城ですが、私の補助のもと、制作する手元も映しながらレッスンを行っています。
お顔を拝見しながらお話をすることで、栗城も私も皆様に元気をもらっています。
どんな形であれ、少しでも誰かとつながることがこれほど大切なものなのだと痛感しています。
メールをくださる方々からの、制作した作品や道端で見つけた草花などのお写真にも、元気をいただいています。

私たちも、少しでも皆様に元気を与えられるような作品やレッスン、会津の自然の風景など、様々なことを発信していこうと思っています。


今日のお話はここまでです。
また次回、Hana Tutumiの活動やオーナーの栗城の話をお伝えいたします。

筆者プロフィール
前田彩
Hana Tutumiオーナー・栗城の長女。
2013年3月、武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。
2015年3月、武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻建築コース修了。
大学院修了後、ドイツに半年間滞在。
帰国後、都内設計事務所に勤務。
設計事務所を退職、オーストリア・ウィーンに1年間滞在。
2020年、Hana Tutumiの一員として活動開始。

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