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Hana Tutumiのしごととくらし No.3

こんにちは。Hana Tutumiの前田です。

今回のテーマは、「Hana Tutumiがお届けする草花」です。

Hana Tutumiでは、通信レッスンを中心に皆様に草花をお届けしています。

毎月、市場から仕入れた生花や、採取した草花を、ひとつひとつ丁寧に水揚げをしたり乾かしたあと、個別に捌いて皆様にお送りしています。

草花の種類や天候によって、完全に乾いたものをお送りするのか、まだ生花の状態のものをお送りするのかを決めなければなりません。
同じ種類の草花でも、その時々によってお届けする方法を変更しています。

最も大切なことは、レッスンをご受講いただいている皆様に、草花を扱う愉しさを感じていただくことです。
そのために、できる限り皆様が扱いやすい状態で、かつ、草花本来の姿を見ることができるような草花をお届けできるよう、ひとつひとつ想いを込めて包んでいます。

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草花は、人と同じように全く同じものはありません。
とても扱いやすい「優等生」がいたり、ちょっとひねくれた「変わり者」がいます。
それぞれに素敵なところがあり、全てを皆様にお伝えしたいところですが、先ほどご説明した通り、できる限り扱いやすい状態のものをお送りしています。

扱いにくい「変わり者」は、オーナーの栗城が個性を活かした作品を制作する際に使用します。変わり者どうし、気が合うのかもしれません。実はこのような草花に、新しいデザインや発見のヒントが隠れています。

レッスンで使用する資材も、ひとつひとつ小分けにしてお送りしています。仕入れた資材をそのままお届けすることもできますが、スムーズに作品の制作をしていただくためには大切な作業です。

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今月は、お正月飾りのレッスンが多く、赤と白の水引きを入れて草花をたくさんお送りしました。講座ごとに異なるテーマのお正月飾り。皆様の個性が光るお正月飾りは、どのような仕上がりになるのか、わくわくしながらお送りしました。


こちらの記事トップの写真は、今日の喜多方の様子です。
今週は多くの雪が降り、一面真っ白な景色に変わりました。
この真っ白な景色に色が加わわる春を待ちながら、皆様に草花をお届けしていきます。


今日のお話はここまでです。
また次回、Hana Tutumiの活動やオーナーの栗城の話をお伝えいたします。

筆者プロフィール
前田彩
Hana Tutumiオーナー・栗城の長女。
2013年3月、武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。
2015年3月、武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻建築コース修了。
大学院修了後、ドイツに半年間滞在。
帰国後、都内設計事務所に勤務。
設計事務所を退職、オーストリア・ウィーンに1年間滞在。
2020年、Hana Tutumiの一員として活動開始。

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