見出し画像

CTO Nightに初参加して学んだこと

どうも、GiverLinkの伊藤です。

ここ数日で「介護業界向けのメディアを運営してまして…」と何度口にしたことだろう…、そう、この度縁をいただいて3日間にわたる招待制カンファレンス「CTO Night」に参加するために、長崎へ行ってきました。

CTO Nightとだけあって、その名の通り錚々たるCTOの方々(参加者100人以上!)が集まるイベントで、素敵なネットワーキングに恵まれた機会だったので、そこで得たものを鮮度の高いうちに整理、アウトプットせねば、と気持ちが駆られて帰りの飛行機でこの投稿を書いております。

※技術関係の職種じゃない人にも伝わるよう、そして将来あらゆる場面で自分でも活かせるように、可能な限り抽象化して書きます。

固有の問題を客観視できた

私の場合、地理的条件もあって日頃、仙台で淡々と業務に励んでいるだけでは、CTO同士のコミュニケーションはおろか、繋がりなんてものはなかなか生まれない。

もちろん、社内にも同じ役割・立場の人間がいるわけではないので、自分が抱える問題というのは、どうしても一人で向き合ってしまいがち。

そのため、CTOが集まるイベントというのは普段出会わない者同士で情報交換ができる貴重な機会でした。

色んなCTOの声を聞くことで、日頃固有の問題として捉えてしまうようなものも、いわゆる「CTOあるある」と照らし合わせて客観視できるようになって、今まで1人で悩んでいたものが小さく感じたり、本来自分が向き合うべき問題というものをはたと気づかさせられたりしました。

視野を広く保つためには仲間が必要なんですね。

偉い人なんていない

これは勝手な印象も多分に含みますが、同じカンファレンスでもCEOや投資家なども集まる(大体がそうだと思いますが)イベントだと、ここまでネットワーキングは活発じゃないし、なんなら参加者同士の間に見えない壁もあったりするように(まだまだ少ない参加機会ながら)感じます。

私が昔いたバンド界なんてのはもっと明確に「(格の)上下関係」というものがコミュニケーションに反映されてて、「お前なんかと話さねぇよ」みたいな態度を受けるのも日常茶飯事だったな。(調子に乗っていた時の私もよくそんな態度をとってしまっていました・・・)

ところがCTOの集まりでは、誰1人そんな人はいなかった。

いや、本来そこにいるのは私から見れば見上げるような人たちばかりでしたが、みんな「もっと偉そうな態度とってくださいよ」って思うくらい腰が低く、フランクに話してくれた。

これは私の考察ですが、実績が豊富なCTOほどチャレンジャーが多く、つまり何度もゼロから挑戦している経験がある(ふんぞり返るポジションに長くいようとしない)から、私みたいなルーキーと同じ目線で話せるのかなと思ったりもしました。(これがEvery day is still day oneか!)

加えて「偉そうにしたって無駄だよ」という真理のようなものも突きつけられたような気もした。

いつか自分が先輩という立場になった時にああ言う大人でいたいなと思える目標。

人生何周もしている人はカッコ良い。

シェアの精神

イベントの形式として、オフラインでセッションが行われている間も、リアルタイムにSlackの「ガヤチャンネル」で参加者の声がオンラインで飛び交うのは新鮮な光景でした。

時に登壇者がSlackのガヤに突っ込んだり、そこから議論が発展したりとまさに全員参加型でセッションが熱を帯びていくのですが、その中でも参加者が参考事例や関連情報などをURLですぐに共有してくれたり、資料にない話題を登壇者が始めた時にログを丁寧にまとめてくれたものがタイムラインとなっていたのは印象的だった。

みんな、シェアの精神が凄まじい。

良いものとことんシェアしてもっと良くしていこうという仲間意識、見習いたいなと思いました。

社内でもどんどん実践していきたい。

自己紹介が上手くなった

冒頭にも書きましたが、3日間とにかく挨拶に次ぐ挨拶で、名刺交換を終えた次の瞬間は必ずと言って良いほど「・・・で、どう言った事業を?」という質疑に至るので、その回答としての会社PRを否応なく繰り返すことになった。まさに千本ノック。

そして最初はぎこちなかった紹介も、繰り返すうちにPDCAが施されて、最終日には我ながらそれなりに洗練されたものになっていた気がします。

今後は自分の紹介だけじゃなく、相手の自己紹介をもっと広げられるようなスキルと知識を身につけたいなとも思いました。

発信し続けること

シェアの精神にも近いですが、出会った方々のSNSを覗いてみると皆さん発信に余念がなかったのも大きな発見でした。

もちろん、アウトプットすることで思考が整理されたり、セルフブランディングができたりとメリットがあることは分かっていましたが、その恩恵は基本的に自分に還元されるものだと考えてました。(それ故どうしても後回しにしがちだった)

しかし先輩方の活動を見ていると、自らの発信が(間接的だとしても)採用活動に繋がったり、メンバーの教育に役立ったりと、キチンと会社の成長に貢献していることが透けて見えて、小さな積み重ねこそが大事なんだと思って私もnoteを立ち上げずにはいられませんでした。

間違おうが、稚拙だろうが気にせず、とにかく発信し続けることで、気づけるものやブラッシュアップできるものもあるはず。



とまぁ、まとまりもなくツラツラと書き出してみましたが、これらをさらに抽象化して結論とするなら「繋がりって大事」ってこと。

基本的なことだし、これまで何度も感じてきたことだけど、今回また新しい角度で発見、実感できたのが良かったです。

きっとこれからまた日常に戻って、学びを忘れそうになるくらい忙しく過ごすのだろうけど、こうやって定期的に基本に立ち返る機会として、そして自分をさらに成長させる場所として、また来年以降もCTO Nightに行かせてもらえるよう、日々精進しようと思いました。

おまけ

イベント最終日の午前中はアクティビティの1つとして同志たちと軍艦島へ行ってきました。

船から見た軍艦島

ただこの日はあいにくの天気で、移動の船はかなりの角度で揺れるわ、めちゃくちゃ寒いわで絶望的な行程でしたが、他のアクティビティを終えたCTOたちと合流した時には、軍艦島組の仲間たちが見えない絆で結ばれていたように感じたので、これもまた財産となりました。(もしやこれもAWSが用意した演出か!?)

ちなみに長崎には他にも世界遺産がたくさんあって、世界遺産検定1級保持者としては、たまらんのでした。

前夜祭の会場だったグラバー園も立派な世界遺産ですね

ってなわけで、AWSの皆さん、次回開催もぜひ世界遺産のあるサイトでお願いします!笑

改めて、出会ってくれた皆さんありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?