2022年GiverLink振り返り
2022年も残すところあと1日となりましたね。
会社としても個人としてもかなり濃い1年だったのは間違いないのですが、時間があっという間に過ぎてしまったので、新年を迎える前にしっかりと振り返って、今年得たものを来年に繋げたいと思います。
と言いつつも、記憶と情報の整理にも時間がかかりそうなので、ざっと四季で区切って振り返ります。
1月-3月:組織再建期
1月で3期目を迎えたGiverLinkですが、組織としては(僕を含む)初期メンバーが揃ってからちょうど半年を迎えたフェーズで、(タックマンモデルでいうところの)「混乱期」に突入したところでした。
まぁ平たく言うと「このまま何もしなかったら組織は崩壊してしまう」と言う危機感が顕在化した時期で、(Noteでも書いた通り)新年1発目に「ドラッカー風エクササイズ」を実践してみたり、社外カウンセリング制度を導入してみたりと、とにかく毎日組織づくりに関してあーでもない、こーでもないと代表早坂と議論していた気がします。
そんな中でも大きな変革となったのが、組織図(マネジメント体制)の改変でした。
個々のスキルセットに基づいて構成されていたそれまでの体制から、プロジェクトや役割ベースに基づいた体制にアレンジしたことで、自分の役割について自覚を強めつつ、相手の立場へのリスペクトも少しずつ生まれるようになった。
この改変により、例えば私のマネジメントのスコープはこれまでの開発に加え、マーケティング領域も対象となったのですが、私に関して言えば「コード書けるから開発ね」というスキル出発での役割ではなく、「とにかくCVを増やさなければいけない」という役割ベースで自分の立場を理解することができたので、単純に倍になった仕事量や、ゼロから始めたマーケティングの勉強もなんとか乗り越えることができたのかなと思います。
また、2月に初めて全面的にリモートワークを試したことも、(試した意図とは異なりますが)結果的に冷却効果として働いたのかなと思います。
毎日会っていると段々嫌になってくることも、時間が空いて久しぶりに会うとどうでも良くなったりするじゃないですか。笑
ただ、離れすぎるとコミュニケーションが希薄になってしまうリスクがあったり、どうしてもオフラインの方が伝わりやすいケースもあったりと、状況によって一長一短だなと思いながらも、この時に関しては取り組んで良かったなと思います。
4月-6月:OKR加速期
組織が少しずつ再建されてきた頃、1年前から目標管理として取り組んでいたOKRにも変化が見られ始めました。
ここで大きな役割を果たしたのが、4月にジョインした那須でした。
COO的な役割を任されてやってきたこともあり、持ち前の課題整理術と、新メンバーという新鮮かつ客観的な視点も活かし、これまであまりワークしていなかったOKRの体制にテコ入れ。
1年続けてきたOKRも、成果に繋がる実感が少ないとどうしても「OKRやる必要ある?」みたいな風潮が漂ってしまうし、私自身も心のどこかでそう思っている節はありましたが、「Quick & Dirty」をテーマに取り組んだことで「小さな成功体験」を掴んだチーム、メンバーが現れ始め、少しずつOKRの風向きが変わったような気がしました。
7月-9月:資金調達活動期
春ごろから少しずつ開始していたプレシリーズAの資金調達活動が本格化したのは夏頃でした。
この頃になると経営陣は毎日のようにVCとの面談や、面談に必要な資料等の準備に追われる日々。
私自身は資金調達の活動に直接関わっていたというよりは、その間の現場のマネジメントを任されていましたが、投資家との面談を終えた早坂や那須から逐一状況を共有してもらっていたので、経営と現場の視座を目が目眩がするくらい行ったり来たりしていました。
個人的にはこの往復を繰り返したことで、「現場に1番近い経営陣」としての自覚が芽生えたのは良い機会だったと思います。
資金調達の活動自体は、当初の想定より長丁場となり、かなりタフな期間となりましたが、結果的に11月には無事完了し、今回のラウンドでは2億円以上の資金を調達することができました。
10月-12月:拡大期
資金調達の活動がひと段落した後も、ホッと息をつく間もなく現場では事業を伸ばすための闘いが続きました。
既存事業を伸ばすだけでなく、経営陣としても新規事業を検討・検証するために奔走していたので、11、12月はひたすら全国を飛び回っていました。
また夏ごろから採用活動も積極的、定常的に行うようになり、気がつけば本社オフィスもかなり手狭になってきました。(メンバーが増える度にレイアウトを模様替えをして今はなんとかやりくりしてます・・・。笑)
個人的にはAWSのイベントを始め、スタートアップ界隈でのCTO繋がりみたいなものもでき始めて、資金調達とはまた別の形で外を意識した時期でもあったのかなと思います。
こうやって経営陣が安心して外に出ることができたり、現場でも新しいメンバーを安心して迎えることができるのも、2022年の1年かけて組織の地盤を整えることができたからなのかなと、今振り返って実感しています。
さて、2022年が終わり、年が明ければ間もなく我々は4期目に突入します。
少しずつ会社の成長が加速していく感覚は興奮の毎日で、2023年はそれがより顕著に感じることができると確信しています。
その興奮を是非一緒に味わいたい人は僕達と働きましょう。(最後は告知かよ!)
2022年、出会ってくれた皆さん、ありがとうございました!
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