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アリストテレス『ニコマコス倫理学』

人間は本性上市民社会的なものにできている(社会的動物である)(pp.37-38)

第8章

何が善であるかについて、あらゆる学説(徳?知慮?快楽?環境?)との比較
→善はそれら(徳・知慮・快楽・環境)をすべてを包括するもの

第10章

運・不運は付随的なもの
幸福な人はずっと幸福

第11章

自分が死んだ後に、自分の子どもや親しい人が悪いことをしたとしても、自分の業績や幸せには関係ない

第12章

賞賛=幸福ではない
・たとえば、「東大に受かった」ことは「すごい!」と賞賛されるかもしれない
 けど、東大に受かったことによって、幸福になるかどうかはわからない(精神的プレッシャーで精神病になってしまうかもしれない)

第13章

アレテーについての整理・分析

アリストテレスの政治学についての基礎知識

理論(観照)Theoria:episteme
・たとえば、論理学、数学、天文学
実践 Praxis:phronesis
・たとえば、政治学、法学、弁論術
制作 Poiesis:techne
・たとえば、詩学、音楽、工学

ポリス衰退期に生きた人
・ポリスをもう一度盛り上げようという意図があったのではないか

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