被災地運営に外部の人間が文句をつけるな
先日、能登半島地震に続き能登半島が台風に襲われた。その避難所のひとつで起こった事件。それは賞味期限切れ間近の水が大量に送られてきたという事件だ。上のリンクの通り、分かりやすくまとめられ説明された記事が出ても、未だに斜め上から目線の意見がSNSには見られる。
本来避難所はスピード感と安全性が優先されるものだ。だが、賞味期限間近の水を配るとなると、大変な手間がかかり、スピード感が損なわれる。何故ならば、不特定多数の人間に配る以上、どんなに説明しても配った先で説明が足りず飲用として使われる恐れがあり、安全性も損なわれるからだ。いちいち説明書きを付けたらもっとスピード感も損なわれる。
以前、小学校で友人に殴られた児童の吐しゃ物に血が混じっていたため救急車を呼んだ、というSNSの投稿に医者を名乗る人物から物言いがついたことについての記事を書いた。それは結局現場にいないものが、勝手に、この子は大したことないと判断するのはどうだろうか、という結論にさせていただいた。冒頭の避難所での出来事もそうだと思う。SNSの投稿を見てるひとの多くは今避難所にいない人だ。その場にいない人間が、避難所の運営にケチをつけることのなんと滑稽なことか。あえていうなら、この記事で取り上げられている避難所の方は、SNSに投稿すべきでなかった、ぐらいだろう。
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