手話通訳士にまつわる哀しいこと
SNS上に、過去の映像だが政見放送で手話通訳士に暴力をふるっているように見える動画が流れてきた。
残念ながら、一部の政治家候補者の政見放送では手話通訳士は人権が守られていない。恐喝しているように見えたり、過去には耳元で大声を出されたりしたケースもある。政見放送を質の悪いエンタメのように扱っている。何故こんなことが赦されるのか訳が分からない。
それでも彼ら・彼女らは手話通訳士を続ける。涙ひとつ流さない。なんと誇り高き職業だろう。それに比べて政治家候補者もどきはモラルが低すぎる。逮捕されてもおかしくないことを平然と行う。注目されればなんでもいいという魂胆が見え見えだ。
言論・表現の自由は他人に迷惑をかけないことで成り立つものだと私は思う。アーティストが人を殺してその遺体で作品を作ったらそれは受け入れられないだろう。だが、それがまかり通ってしまっているのが今の都知事選なのだ。
都知事選が終わった今、都知事選候補者で公然わいせつ罪や手話通訳士への暴力を行ったものは逮捕されるべきだ。それが行われないのなら私はまた一つこの世の中に絶望することになるだろう。
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