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デザインより大切なこと

道を歩いているとき、家の表札が目に入った。いわゆる草書、筆文字のくずしが大きい書体で二文字目が読めなかった。そう考えながら歩いていると実に様々な表札がある。大体が楷書でゴシック体か明朝体だが、ローマ字もある。ひらがなはあまりない。

問題は、この表札で必要な情報が得られるのかどうかだ。

ごくまれにだが、文字が多いコンテンツで明朝・ゴシック体以外のフォントを使っている所がある。視認性がいいものならともかく、手描きフォントなど使われたら読むストレスが半端ない。そのコンテンツを書いている本人は内容が頭に入っているから読めないことはないだろう、だから気付かないのだ。

また、きちんと必要な情報が入っているかどうかも意外にも気づかれない。イベントのチラシを作るとして、開催地の情報として、市町村からしか書かれていないことが多い。前橋といえば群馬県だし小松市といえば石川県、しかしそれは日本国民ですら当たり前のことではない。行ってみたいな、と検討するときに具体的に日本のどの辺なのかが分からないと実際に行くイメージは湧かない。問い合わせ先も電話だけでは私なら躊躇する。

私自身も今後気を付けたいと思う。

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