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浅草紅団

浅草紅団あさくさくれないだん 1930(昭和5)
川端康成 1899〜1972(明治32〜昭和47)

特選名著復刻全集 近代文学館

川端康成 31歳。
浅草の風物詩のような小説。パフォーマンス団員たちの日常的な様子が書かれている。*実在モデルはいない。

装丁は吉田謙吉。舞台装置家、美術監督、タイポグラフィ作家。

裏表紙
カジノ・フォーリー

カジノ・フォーリー 浅草にあった余興場。ここの常連客だった川端😀

挿絵は洋画家の太田三郎。丸みのある絵が特徴的で新しい感じがしますね

カジノ・フォーリー
男装とタバコとボブカット𓆫

著者 川端康成
発行所 先進社

・・・

東京に来たばかりの頃から浅草通いをしていたという川端。浅草が好きだったようです。 もともと新聞の連載小説だった「浅草紅団」。当時の様子を知るにはもってこいかも。あと、これまでの挿絵とがらりと変わっているのも印象的です。

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