これまで
今まであった事を小説風にまとめました。
【第一章】幼少期
私は幼い頃から妹や姉から、陰湿ないじめを受けていました。子供だった私は母親に助けを求めましたが、兄弟喧嘩とでも思ったのでしょうか、母親は優しく注意をしただけでした。その時僕は、階段から突き落とされたり、布団に頭を閉じ込められながら上に乗っかられて、息が出来なくなり、窒息しかけ、気を失った事もあるのに。この時から、僕のプライドがボロボロになり、復讐なんて事を考える気力もありませんでした。そして私が小学生になった時には家ではできるだけ発言せず、なるべく空気に近くあろうとしました。ですが、妹からの、嫌がらせは続き、目を合わす度に、バカだのなんだの言って来るのです。私は最初は大人になったら、爪を剥いでから殺そうと、思うくらいだったのですが、毎日続くとなると、とても辛く苛立ちました。ある日私は、ついに妹を殴り泣かせました。夜、怒られたのはもちろん私です。
なぜなら、父と母は、妹を気に入っており、
私の事など見えて居ないのです。私の話を聞く前に父は、私に怒鳴り、謝れと睨み付けました。いっそ殴ってくれれば、ここに居る気持ちなんて無くなるのに。そんな事を思いましたが、幼かった私は、父を恐れ、嫌々ながらも、妹に謝りました。その時から父だけは
人には見えず、醜い化け物のようにしか見えなくなっていました。
【第2章】中学1~2年
私は、この数年前まで学校に通っていましたが、行くのさえ精神面の負担となり、行くのを辞めてしまいました。最近だと増えている不登校です。最初は、父にはバレず、やっと自分の時間ができ、気持ちに余裕が出来て来ました。その時です、私の安心できる時間は終わりを告げました。父に不登校である事がバレたのです。確かに、学校に行っていない。嫌がらせをしてきた妹も悪いのですが、父は「それ」を知らないので、私が、ただ学校が嫌になって、行かなくなったと思ったのでしょう。凄まじい勢いで、一方的に怒鳴られ、
反論する暇もありませんでした。私は、元から父は話を聞かない人だとは思ってたいましたが、ここまでとは…などと考えながら、
どうにかして機嫌を直さなければと考えました。ですが私は、くだらない意地をはり、謝れませんでした。この時の事を今でも後悔していますが、父の事は嫌いです。
なぜなら、妹が、不登校になった時には、
笑って許し、私に八つ当たりをして、憂さ晴らしをしてきたからです。今でも、父は私との仲直りをしようとしています。
【第3章】中学3年
夏が近づくのを今、肌で感じながら、
ただただ受験を恐れ、ただ逃げ惑う日々の最中、私はゲームやスマホをすると落ち着きました。けれども、夜に布団に入れば、そんな落ち着きは何処かへと消え去り、今日と言う日に勉強をしなかった事への後悔と、明日、又は未来へ怯えるだけでした。
そして、明日になると私は、昨日の恐怖を忘れ、怠惰な日々を過ごし、夜には言い表せない程の恐怖を感じました。こんな日々を繰り返しているうちに、私の頭はおかしくなってしまいました。いきなり泣きだしたと思ったら、急に泣きやみ、怒り、物を破壊し尽くしたりしました。そんな私を見ても両親や兄弟は、「自分は悪くない」「大丈夫か?」と言うのです。その時私は気づきました。これは私の知っている人間では無い。
それから私は、家族さえ信じられませんでした。早く家から出るために、私はただひたすら勉強しました。勉強をすると、安心して眠れ、落ち着きました。ですが、いくら安眠をしようと、どれだけリラックスしてようとも、私のおかしくなった頭は治りませんでした。唯一安心して居られた、自分の部屋でさえ、私の頭は壊れたままです。そして私は、家族に頭を下げてメンタルクリニックに連れて行って貰いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?