雲南旅⑤2020年1月1日・元旦の藍月谷

旅の4日目、2020年始まりの日がスタート。藍月谷へはバス一本で行けるということで、朝8時に張り切って出発。

画像14
画像1
画像2

街の人がダウンジャケットを着ているように、高度の高い麗江の朝は確か氷点下2度とかで、肌を刺すような寒さだった。

画像14

バス停近くの観光客向け!というよりは地元の人も来ている市場で、朝食に豆乳をゲット。(しかしフタが上手く閉まっておらず、バスの座席を汚してしまったのでした…運転手さん、すぐ水洗いしてくださって本当にありがとうございました。)

画像4

麗江から玉龍雪山へはバスで1時間程度、20RMB。入場には2020年時点で100RMBが必要だったので、バス内で購入した。

画像5

お出迎えのペッパーくん(ではないけど)も民族衣装を着せられている。オフシーズンとはいえ、観光名所なので人出は多かった。

元々トレッキングの用意はしていなかったため、今回は玉龍雪山への登山は諦めることに。前日にホテルで見た山頂付近の吹雪の映像も凄まじく…でも皆さんそちらにも行っててガッツが凄い。

画像10
画像6
画像7

安全ルートを選ぶ我々はワゴン車に揺られて、藍月谷に到着。玉龍雪山は麗江の街を作った納西族の聖地。うつくしい青の湖は空の色を映したもの。空気は澄んでいて、日の照りがなんとなく強く感じられる。

画像9

ただ湖は美しさを堪能するよりもとにかくフォトジェニックな場所という感じで、中国の人たちが玉龍雪山を背景に様々なポーズをとるのが興味深かった。自分はピースするくらいしかレパートリーがないので、老若男女問わず座ったり複雑なポーズを披露したりする様が新鮮に見える。真似してたくさん写真を撮ると、本当にいい感じに写真が撮れた。

画像10

観光していた尼さんたちのガウンがとっても格好良かった。ベトナム中部を旅行した時も、ラオスのお坊さんたちの僧衣がすごく魅力的だったことを思い出す。

画像11
画像12
画像13

湖を離れて散歩してみるが、高度3,000m余りということもありすぐに息が上がる。私はもともと三半規管が弱いのとほぼ運動しないのが原因だろうか…友人たちは至って平気そうだった。

お昼ごはんは山の休憩地にあったケンタッキーへ。中国のケンタッキー、チキンがカリカリだし、エッグタルト美味しいし、本当に好き…。ここで日本によく出張に行ってた!というすごく気さくな男性に話しかけられ、麗江で行くべき!という火鍋屋を教えてもらう。食事を済ますと、そのまますぐに麗江の市街へ帰った。

画像15
画像16

藍の染物のイメージが強い納西族の衣装以外にもいろんな衣装の人を見かけた(あくまで推測だけど、観光地だから仕事着として着ているという面もあるのだろうか)。すれ違った親子の抱っこ紐の刺繍が、かわいかった。

画像17
画像18

休憩に奈雪の茶へチーズクリームティーを飲みに立ち寄る。あい変わらず美味しい…この後日本上陸してくれて、本当に嬉しいお店の一つ。

画像21

小さい道を適当に歩き回ると、トンパ文字の派生らしき干支の絵に出会う。

画像20
画像21
画像22

街をぶらぶらしながらお土産に匂い袋を作ってみたり、自分の名前をトンパ文字で書いてもらったり、観光客らしく満喫しているとあっという間に日が暮れた。

画像23
画像24

そしてどこからともなく爆音が流れ…皆大好き広場舞の時間がスタート。ここでは特別に衣装を着た人たちが踊ってくれるということも大盛り上がり。

画像26
画像27

一通り広場舞を見た後は、昼間オススメされた火鍋屋、阿婆腊排骨へ。

塩などで熟成したスペアリブ「腊排骨」の火鍋で、ジャガイモなどいろんな野菜と一緒に食べる。とっても美味しかったのだけれど、後から3人全員油により少しやられてしまった。胃と消化器官の強さ、中国旅行には最も大切…。

画像27

次の日訪れる香格里拉に思いを馳せながら、ホテルでチャットモンチーの《シャングリラ》と電気グルーヴの《Shangri-La》を聴きながら話をした。

明日には旅の最終目的地に着く。旅の終わりを感じて、少しだけ寂しくなってきた。

今までの街と全く違う、香格里拉編に続く!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?