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引っ越してみよう その1

なんだかんだと引っ越しに向けてちまちま動いております。

引っ越しに至るまでの経緯とか、私達の考えなんかを備忘録的に綴っておこうかと思います。

本来なら移転とか、閉店とかなんでしょうが私達の場合は「引っ越し」って言葉を選びました。

移転でない理由は、次の店の形がまだ決まっていないからってのが大きな理由です。

私達の場合は向こうでの生活基盤とか、仕事のアレコレを決めるより、兎に角現地に行く事を優先しました。

まずは身体だけでも宮城に行って、そこから動き出しちゃえって感じです。

物理的な距離がある中での準備って大変だし。

3月末で今の店を明け渡すのですが、向こうで住む所や仕事の事は何も決まっていません。

それでも殆ど不安は無く、何とか出来るんじゃないかと思っております。

実際の所、故郷とは言え離れて久しいので知らない街に近い状況ですし、コレってどれだけ準備をしても足りる事は無いのかなと思います。

それよりもなるべく身軽な状態の方が向こうでも動き易いのかもしれませんし、行ってみてダメだ、無理だってなった時も諦め易いでしょう。

それにやりたい事は沢山ありますが、具体的な事は何も決まっていないのでそれ程準備出来ることもありませんので。

なので、圧倒的な準備不足と無計画が故に「移転」ではなく「引っ越し」なのだと思います。

「閉店」ってワードは東京での仕事はまだまだ続いていきますし、また店を作る時にややこしいので使うのは避けました。

私達的には一旦この店はここでストップ。中途半端にコスト掛けるのは勿体無いからこの店は閉めちゃえって感じです。

ひどい赤字とかで無ければ店を閉めるのって、片付けが面倒な位で大した事ないのですよ。

「閉店」って言葉はやたらネガティヴに捉える人がいて鬱陶しいからあまり使いたくなかったのもあります。

あまり知らない人に「寂しです」とか「残念です」とか言われても「あー、そっすねー」しか返せないんで。

だから「閉店」より「引っ越し」が良いなと。


言葉遊びのようなものですが、私達を見てくれていた人達にはちゃんと言葉の意図が通じて、そうじゃ無い人には通じないってのがはっきりしたので良かったです。

引っ越すだけで、何も変わらないんです。

店が無いので少し不便かもだけど、大した事ないんです。

だって私達ですから。

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