9.退行催眠でわたしはどこへ?2



こんにちわ。
2011年に、都内はずれで1人で雑貨カフェを細々とひっそりとオープンしたsaki&pekoと申します。
名前はわたしの中の2人、ふたつですが1人です。
その後の店や自分のまわりの出来事を綴ってまいります。
少しあやしくふしぎな世界も入りますが、よろしくです。


こんにちわ おはよう こんばんわ!

退行催眠ヒプノセラピーで体験したこと。過去ではなく、未来のような異世界のような体験をしたので、いくつか書いております。
カフェとは関係ない話で脱線して申し訳ない。


白光りしたフード付きのピッタリしたジャンプスーツを着て座っているわたし。
なんとなく、陶芸のろくろを回している感じの姿勢や座り方、両手をろくろみたいな感じで合わせています。

みれば、合い向かいにも同じ格好の人がいて、2人でひとつのろくろを回しているみたいな感じに手を添えています。

ろくろはろくろではなく、天井からまっすぐに何かが吹き出して、まるで焼肉屋のテーブル席の上にある換気扇みたいな?
それに2人で手を添え、下に集めているようでした。吹き出しているのはエネルギーらしい。

周りを見回すと、壁や床や天井もジャンプスーツと同じ白で、角がない広い部屋。体育館ほどではないけど、明らかに30畳以上はありそうな。
小さな窓がいくつかある。
そこからみえるのは宇宙だった。

わたし、宇宙船に乗ってるんだ!!)
現実のわたしは思う。

手を添えて仕事をしているわたしには感情がない。顔は無表情、気持ちは読めない。
自分のはずだから気持ちがわかるはずだけど、まるでなく、たんたんと仕事をこなしている。

この世界ではもう感情は必要がなく、すでにないものだった。時代と共になのか?最低限のものという進化の場所。いらないものを削ぎ落とした世界だった。

わたしは宇宙のエネルギーを集めている。宇宙の場所により、エネルギーの種類が違うようで、自分が必要とするエネルギーがある場所に移動しながら、エネルギーを集めているのだった。

なんのエネルギーなんだろう?


わたしがエネルギーをあつめていた宇宙船の隣には、スタンド式の鳥かごみたいなものがあった。それがゆりかごみたいになっていて、その中に子供がいた。
 (わたしの子どもなのかしら?

と思ったけれど、自分が産んだ子供ではないみたいだった。
どうやら違う意味で生まれた子ども。

この世界には生と死がないのだ。だからそもそも死という言葉がない。

わたしは生きる、半無限に。そして、そろそろと思うときにカプセルに入る。
死という意味ではなく、ここではそれを「冬眠」と呼んでいた。まさしく時期を選んで冬眠に入るのだ。

期間や内容はわからないけど、冬眠から覚めるとき、身体が小さくなっていて、割り当てられた人の近くのカゴに入り成長していく。
それは育てるとか教育ではない。動けるようになる大きさになるまで見守るみたいなイメージだ。

 

画面が変わった。
わたしは一つの星にいた。
そこは植物を育てる星。
わたしの前に、小さな植物があり、その木はバナナの木みたいな感じだった。
わたしの集めたエネルギーを使うと、それはみるみるうちに見上げるくらいに大きく成長していく。エネルギーは、植物を成長させるエネルギーだったみたいだ。

そのためのエネルギーをわたしは集め、その星へ行き、一瞬で木を成長させ実をつけるまでが、わたしの仕事だった。

(なぜ?わたしは地球人じゃないの?わたしは地球にいるんじゃないの?地球は?植物は?)

地球には植物はないらしかった。
地球では植物は育たない環境らしかった。


どちらにせよ、地球はもう住めないのかもしれない。だから、宇宙エネルギーを集め、使い、植物の星で植物を急成長させ、植物を育てていたのだ。

そういう時代、、か、そういう未来、、、か、そういうパラレルワールドか、、、?

そこにいる自分から、今のわたしにメッセージをお願いした。
もう1人の自分が言った。

地球で、植物が育っていることを、当たり前と思ってはいけない。
雑草が生えるということが、当たり前と思ってはいけない。

そう言う彼女の、怒りや悲しみを通り越したような無表情で無感情な中に、「こうなる前に」みたいな気持ちがあった気がして、わたしはかわりに苦しく辛くなった。

わたしに何ができるかな?
見たことは、きっと意味がある。

だからわすれない。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?