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天満山(太宰府)ヒキガエルと山伏のみた世界

ダーウィンが来た!
宝満山 ヒキガエル特集
良かった…良かったよ〜🐸

太宰府、かつて山伏が駆けた宝満山…

ひとつの池で産まれた何千、万匹もの
カエルのはなし。

本家URL↓


地面を埋め尽くす
小指に乗るサイズの子がエルたちは、
一月以上かけて山頂を目指します。

みんなが産まれた、ちっぽけな池では
こんなにも群れ過ぎていては食べていけない、

種を守る為に個体数を減らす本能なのか…
池のまわりにはカエルの天敵となる蛇が多くて逃げるためなのか…

子がエルは産まれた池を出て、ひたすら山頂を目指してぴょんこぴょんします。

地面が泡立ってるみたいな行列


けれど、目指す山頂に
最高の住処(池)は無いのです。

カエルに、
山頂の達成感なんて
そもそも山頂の概念さえも無いけれど、
新天地を探してただただ登ります。

ー…最後は?


もと産まれた池で産卵。
結局は戻るんです。
もしかしたら、そのうちの何匹かは新天地を見つけたのかもしれないけれど。

霊峰の山頂の美しい景色を見たより抜きのカエルたち…でも、戻りつく場所は同じ。

そこで交尾。
産まれた子カエルはまた繰り返す。

なんて…なんて…哀れ。


でも、人も同じだね…


山の頂上なんて思っているところは、
誰かにとっては頂上でもなんでもないですよね。


努力の末に戻る場所の景色は違う?
心もちが違う?

いずれ戻る場所はおなし。
場所は何も変わっていない。



カエルさん戻ってきた池は?
お母さんカエルのにおいがする風が吹いてた…?

……………………

日本人は、山岳信仰が強い民族だそうです。
おむすびは、お山の形。

日本の民俗学の第一人者柳田國男 翁
著書「山の人生」には、

産後に気をおかしくして
山に入っていってしまう女の話しがあります。
一種の神隠し。
山に呼ばれる人たちの話し。

修験道、山伏たちは山を歩いて修行。
空海、弘法大師も山を歩いて悟りを開いていったそうです。

山の生き物たち
過酷な自然の営みは、
ひとつの"地獄"でしょうか。

その背景にある
山の恵みは、
豊かでたわわで、
ひとつの"極楽"でしょうか。

永遠に繰り返す輪廻。

億万の山を登るカエルに
むかしむかしの山伏は自分を見たのかな…

険しい山道を共に登る子ガエルを我が手に乗せて、小指の上にのるほどのちいさなカエルを乗せて、

哀れ、愛しい…

そう思ったかな。

自分の中からでてくる
慈しみに、
如来の慈悲に通ずるものを感じたかな…

山伏の手の中のカエル、
如来の手に乗る
ちいさく愚かなラマ





明瞭な意識を持って本能に身を委ねる
カエルが印象的でした。

太宰府魅了発見塾HPより引用
本家ページお写真いっぱいで素敵でした!
旅行行きたくなるね♪



…………………

毎日、つまみ細工を作っています。


現在、つまみ細工を飾るトルソー作りばかり。
ラドール(粘土)を
ちぎっては投げちぎっては投げ
…削る。
頑張ってます。

首の長さを出したくなったので一回切った…

残酷!

YouTubeはじめました。
ひたすら同じ作業すぎて、あたらしく投稿しようがない動画がiPhoneを占拠…

iPhoneのストレージも
わたしのストレージも
いっぱいいっぱいだよ!

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感謝の腹筋5回くらいします!


ではでは、
今日のよい一日へ
いってらっしゃいませ

最寄りの黒猫。
この辺の子猫はみんな、一匹の黒猫パパ🐈‍⬛

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