毬花の収穫
●収穫の判断
毬花の形を成し、毛花の残りが落ち、中にルプリンが生成、充実したら収穫してもよい。畑の場合は開花から40~45日後が目安。鉢植えの場合は1週間ほど早まる。早く咲いた花ほど早く充実し、早く収穫期を過ぎ茶変が見られるのでそういった茶変が現れたら収穫はもうギリギリの時期だと判断。
●収穫作業
晴れた日に行う。地上から2mぐらいの高さより上の着花枝(主幹から脇にでた実の付いた枝)を切り収穫する。半分から上ぐらいに大体着花する。着花枝を日陰に下ろし、枝と毬花を手で分ける。収穫には、上記に挙げた着花枝のみを切る方法の他、半分から上ぐらいの主幹を切り落とす方法、また地際から主幹を切り落とす方法(海外の大規模農家はこの方法)等があり、主幹を切る方が作業としては楽なのだが、基本的には主幹と葉を残した方が地下茎の翌年への養分の蓄えが良くなるので、株が小さいうちや、鉢植え等は着花枝のみを切り落とす収穫方法が良い。
■準備するもの
・ハサミ
・脚立
・カゴ
・目の細かいネット(あれば株の下に引くと便利)
葉、及び毬花の日焼けや色褪せ、虫食いは取り除いていく
サポートは紹介した植物の苗の生産維持拡充、記事の充実に利用いたします。どうぞよろしくお願いいたします。