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そら、うみ、どこまでも。

わたしの部屋のカーテンは青色。無地の青色。確か、小学生の頃。引越しするタイミングで選んだ色だった。当時、無地の黄緑色と青色で悩んでいたわたし。
理由も根拠も何にも無いけれど、とてつもなく惹かれて悩んで決めた青色。
今となっては、不思議で。むしろ、冬には冷凍庫のように気温が低くなる部屋で、寒色系の青を選んだことを後悔することもある。

そんな青色のカーテン。最近は、雲一つない空色みたいだなって。海色みたいだなって、思うんだ。空色にもなれる。海色にもなれる。どこまでも続く。彼方まで広がる。自由に、どこへでも行ける。そんなことを思って。そしたら、この少し寒さを強くする青色も、ちょっぴり愛おしく思えた。

初めての世界配信デビュー。いつもの朝に。いつも通り、眠さと教科書を詰め込んで、揺られる朝に。嬉しいことがあると絶対忘れ物をするわたしにしては、なにも事件が無かった。それはたぶん、実感が湧いてなかったからだと思う。
やっと掴んだんだね。描いてた夢を言葉にするたび、それが現実になるんだ…って驚く彼らに、また嬉しくなったりもして。
デビュー組に入るんだ。年男を見るのに、また1周待つんだ。12年待つのには慣れちゃってるから、いつでも待つよ。って。わたしまで一緒に夢を描いて、にやけてた。

正直ね。夢を追って、夢を現実にするため、日本から離れた彼らを応援していたかった。けれど、やっぱり、わたしは環境の変化に対する適応能力がすこし欠けてるみたい。離れちゃう期間が余りにも多くて。それでも、遠くから、凄いなあ、頑張ってるんだなあって思って。なにか、頑張りたいなあ、って。応援の形が自然と変わっていったことは事実。

たくさんの先輩に応援してもらって、その力と、メンバーたちと、ファンと、悔しいことも嬉しいことも、たくさんあったはず。絶対的に知ることはできないし、それがどんな大きいことなのかも、私は知らなくていいな、と思う。
ただ、変わらない7人に、好きだなあ、なんて思った。笑顔が見れるなら、幸せなら、わたしも幸せだなあ、って。

7人が、どこまでも、空も海も超えて、彼方まで自由に飛び立つまで1ヶ月を切った。
実感湧かないのは、わたしもだよ。

まだ実感が無いけれど。最大級のおめでとうの花束を贈りたいな。そして、これからも、いろんな形で末永く応援していたいなって思います。
7人の活躍を願って。

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