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写真展終了を前に

2024年7月29日。
約一ヶ月にわたって開催してました写真展
「花の貌Ⅲ」(会場・THE 9X OSAKA) も本日をもって最終日となりました。
 今回の展示は、昨年末あわら市の「金津創作の森美術館」にて発表した作品の中から新作を中心に、関西のみなさんにご覧いただきたいとの思いから開催に至りました。

 私は常々、写真をスマホやパソコンモニターで見るだけではなく、実際のプリント作品を直接「見て」「感じて」欲しいと考えています。
 日本で最も歴史ある「越前和紙」に写真をプリントしているのも、直接見ていただけないと感じることのできない風合いを肌身で体験してほしい為です。写真展に足を向け、作品を見ることを体験してほしい。
さらに、ご自身の生活の中に、アートとしての写真を「飾る」豊かさを持っていただきたい。そんな思いで写真展を開催させていただきました。
 日頃忙しく、アートを鑑賞する機会のなかなか無い方にこそ、身近なところ、お部屋の空いている壁に・・・、お仕事場や施設の応接室やエントランスに。アートを目にする機会を設けていただくことは、心のゆとりや豊かさをもたらしてくれると信じて作品の制作を続けています。

 今回の写真展でも何点か、気に入っていただいた方のもとへ旅立つことが決まりました。まだまだ作家としては無名の写真家ですが、感無量です。長く鑑賞していただけるのを楽しみに、本日の写真展終了を待ってお送りする準備に入りたいと思います。ありがとうございました。

 そしてこの夏は、いくつかの新作の制作、新しい試みのテストプリントを始めたいと考えています。早くはじめたくてうずうず、ワクワクしています。もちろん経過はnoteで書いていきたいと思いますので、お楽しみに。


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