Toshitaka Ogasawara@京都/写真家

写真家。公益社団法人日本写真家協会会員。 東京工芸大学卒業後、写真家・安達洋次郎氏に師事。 茶道、美術品、伝統文化など幅広い被写体を撮影している。またスタジオにて、商品撮影や人物写真、などの撮影を行っている。シリーズ「花の貌(かたち)」はライフワーク作品。

Toshitaka Ogasawara@京都/写真家

写真家。公益社団法人日本写真家協会会員。 東京工芸大学卒業後、写真家・安達洋次郎氏に師事。 茶道、美術品、伝統文化など幅広い被写体を撮影している。またスタジオにて、商品撮影や人物写真、などの撮影を行っている。シリーズ「花の貌(かたち)」はライフワーク作品。

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いまさら聞けない写真とカメラのはなし。 ちょっとこむつかしいかもしれないけれど、 出来るだけ詳しく書いていきます。 写真初心者の方はもちろん、あらためて写真の本質的なところ、基本的なところを知りたい方にぜひ読んでいただきたいです。

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    みんフォトにアップした写真をつかっていただいている記事を集めました。 「私の写真」という括りで集まるさまざまな記事をご紹介します。

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    フォトアート「慧 -Kei-」 プリントA2サイズ 額装

    シリーズ花の貌 「慧」は、儚くも力強い芙蓉の花。  芙蓉の花は、朝に咲き、夕方にはしぼんでしまうひょう一日限りの命が象徴するように、人生の一瞬一瞬の大切さを思い起こさせます。 そんな儚い姿を、まるで絵画のデッサンののような表現で越前和紙にプリントしました。 越前和紙に顔料インクでプリントされたこの作品は、和紙の質感が、芙蓉の花びらの繊細なやわらかさをうまく表しています。  顔料インクを使用することで、色褪せることなく、その美しさを長く保ち続けることが可能です。 「慧」を手にすることで、日常の中に隠された一瞬の美しさを再認識し、命の儚さとそれゆえの価値を感じていただきたいと思います。 b日々の喧騒から解放され、心を落ち着けるひとときを得られるはずです。作品に込めた深い想いが、鑑賞者の心に静かに響き渡る、そんな作品です。 A2サイズプリント マット・額付き 額装サイズ600×800㎜ 重さ約3.1kg 顔料プリント(アーカイバル・ピグメントプリント) ※作品を飾る場所や照明の加減により、実物の色味と写真が異なる場合がございます。
    99,000円
    TOSHI Ogasawara
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    フォトアート「憩」Ikoi A2サイズ 額装 ¥132,000 税込

    シリーズ花の貌 「憩」は、柔らかな光の中で佇む百合の一瞬を捉えた作品です。 その名の通り、静かな休息と安らぎを感じさせる、まるで絵画のデッサンのような写真。 野萱草が持つ優雅さは、その姿の中に静かな力強さを感じさせ、 見る者にやすらぎをもたらします。 この作品は、越前和紙に顔料インクでプリントしています。 和紙独特の質感と温かみが、写真に深みと柔らかな印象を感じさせます。 顔料インクの発色と和紙の組み合わせは、同時に高い保存性を持っています。 「憩」をお部屋に飾ることで、日常の喧騒から離れ、静かなひとときを感じることができるでしょう。 作品を見つめるたびに、心がゆっくりと落ち着き、穏やかな時間を過ごすことができるはずです。見る者に静かな癒しと感動を届ける一枚です。 A2サイズプリント マット・額付き 額装サイズ600×800㎜ 重さ約3.1kg 顔料プリント(アーカイバル・ピグメントプリント) ※作品を飾る場所や照明の加減により、実物の色味と写真が異なる場合がございます。
    110,000円
    TOSHI Ogasawara
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    フォトアート「瓣」 Hanabira プリントA2サイズ

    「瓣」 Hanabira  柔らかな陽光が降り注ぐ静かな庭で、ひときわ目を引く一輪の芙蓉。ふとした瞬間、その花びらが風に揺れ、まるで何かことばを囁いているかのようでした。一日花である芙蓉の儚さと揺らぐ花弁の曖昧さ。 この「瓣 hanabira」は、私がその瞬間に感じた美しさと、花が放つ静かな儚げで曖昧な姿を写真に写し留めたいと製作しました。 越前和紙にプリントされたこの作品は、見る人に花の美しさとともに、儚げなうつろいが感じられると思います。 A2サイズプリント マット・額付き 額装サイズ600×800㎜ 重さ約3.1kg 顔料プリント(アーカイバル・ピグメントプリント) ※作品を飾る場所や照明の加減により、実物の色味と写真が異なる場合がございます。
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    シリーズ花の貌 「慧」は、儚くも力強い芙蓉の花。  芙蓉の花は、朝に咲き、夕方にはしぼんでしまうひょう一日限りの命が象徴するように、人生の一瞬一瞬の大切さを思い起こさせます。 そんな儚い姿を、まるで絵画のデッサンののような表現で越前和紙にプリントしました。 越前和紙に顔料インクでプリントされたこの作品は、和紙の質感が、芙蓉の花びらの繊細なやわらかさをうまく表しています。  顔料インクを使用することで、色褪せることなく、その美しさを長く保ち続けることが可能です。 「慧」を手にすることで、日常の中に隠された一瞬の美しさを再認識し、命の儚さとそれゆえの価値を感じていただきたいと思います。 b日々の喧騒から解放され、心を落ち着けるひとときを得られるはずです。作品に込めた深い想いが、鑑賞者の心に静かに響き渡る、そんな作品です。 A2サイズプリント マット・額付き 額装サイズ600×800㎜ 重さ約3.1kg 顔料プリント(アーカイバル・ピグメントプリント) ※作品を飾る場所や照明の加減により、実物の色味と写真が異なる場合がございます。
    99,000円
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    フォトアート「憩」Ikoi A2サイズ 額装 ¥132,000 税込

    シリーズ花の貌 「憩」は、柔らかな光の中で佇む百合の一瞬を捉えた作品です。 その名の通り、静かな休息と安らぎを感じさせる、まるで絵画のデッサンのような写真。 野萱草が持つ優雅さは、その姿の中に静かな力強さを感じさせ、 見る者にやすらぎをもたらします。 この作品は、越前和紙に顔料インクでプリントしています。 和紙独特の質感と温かみが、写真に深みと柔らかな印象を感じさせます。 顔料インクの発色と和紙の組み合わせは、同時に高い保存性を持っています。 「憩」をお部屋に飾ることで、日常の喧騒から離れ、静かなひとときを感じることができるでしょう。 作品を見つめるたびに、心がゆっくりと落ち着き、穏やかな時間を過ごすことができるはずです。見る者に静かな癒しと感動を届ける一枚です。 A2サイズプリント マット・額付き 額装サイズ600×800㎜ 重さ約3.1kg 顔料プリント(アーカイバル・ピグメントプリント) ※作品を飾る場所や照明の加減により、実物の色味と写真が異なる場合がございます。
    110,000円
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    フォトアート「瓣」 Hanabira プリントA2サイズ

    「瓣」 Hanabira  柔らかな陽光が降り注ぐ静かな庭で、ひときわ目を引く一輪の芙蓉。ふとした瞬間、その花びらが風に揺れ、まるで何かことばを囁いているかのようでした。一日花である芙蓉の儚さと揺らぐ花弁の曖昧さ。 この「瓣 hanabira」は、私がその瞬間に感じた美しさと、花が放つ静かな儚げで曖昧な姿を写真に写し留めたいと製作しました。 越前和紙にプリントされたこの作品は、見る人に花の美しさとともに、儚げなうつろいが感じられると思います。 A2サイズプリント マット・額付き 額装サイズ600×800㎜ 重さ約3.1kg 顔料プリント(アーカイバル・ピグメントプリント) ※作品を飾る場所や照明の加減により、実物の色味と写真が異なる場合がございます。
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写真が目的。カメラは手段。

はじめまして。 全く無名の写真家ですのでnoteを始めるにあたって少し自己紹介をさせてください。 初めて自分のカメラを手にしてからは40年。 写真を撮ることを生業としてはや25年。 小笠原敏孝、職業写真家。滋賀県在住、事務所は京都市。 主なお仕事として日本の伝統文化・文化財の撮影、特に茶道関係の撮影は20年を超えて続けています。そしてまた、「和花」をライフワークとして撮り続け、「越前和紙」にプリントしたシリーズ「花の貌(かたち)」を作品として発表しつづけています。独自の視点と

    • その3、いまさら聞けない「シャッタースピード」のはなし。ちゃんと説明してみよう。

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          瞬時に言語化できる訓練を。写真と作品、そして画像

           スマホやタブレット、パソコンのモニターで写真を見ることが多くなった昨今、皆さんは「写真」「作品」「画像」これらのことばを使い分けていますか? これらの言葉は一見すると似ている概念ですが、言葉の受取り手によってはそれぞれ異なる意味を持ったりしますよね。 もちろん発する側がある意図をもって区別していることも多いと思います。私は普段はあまり深く考えずに適当に使っていることが多いこの言葉たちですが・・・、 それでも使うたびに「この言葉のセレクトで適切かな?」と考えてしまうことも

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          写真家が網膜剥離になりました

          えらいことです。写真家にとって何よりも大切な”目”に疾患が。 今回は私の、目の疾患にまつわるお話をさせていただきたいと思います。 ちなみに、タイトルの網膜剥離には先日精密検査で発覚し、緊急手術です。ドキドキの気を紛らわすために、noteを書きたいと考えました。お付き合いいただけると幸いです。  その前にちょっと私の自己紹介をご案内いたします。 https://note.com/hananokatachi/n/n273ab8b32180  多くの写真家さんは、おそらく商売道

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          写真の初心者から ステップアップする一番かんたんな方法

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        記事

          講演会のお知らせです。

          来る10月26日(土)、 大阪の産業創業館にて公益社団法人日本写真家協会(JPS)主催の講演会が催されます。 「写真集制作の舞台裏~編集者から写真家へ~」 と題された講演は、写真界の芥川賞などと言われる「木村伊兵衛賞」授賞作家、最終選考作家を幾人も見出し、”木村伊兵衛賞請負人”とも称される赤々舎代表・姫野希美さんにご登壇いただきます。  写真家さん、写真関係者のかたはもちろん、学生さんや出版業界の皆さんにもぜひお聞きいただきたい講演となってますので、ぜひお申し込みの上お出でく

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          自宅の壁に写真を飾って見よう

           今回は、私が写真作品として製作している、 越前和紙に和花の写真を顔料インクにてプリントした作品 「花の貌(かたち)」シリーズを販売して行くにあたり、 その可能性と意味、意義を”壁に掛ける写真”としていろいろと考えたいと思います。 まず、写真作品「花の貌」シリーズとは 移ろいゆく季節のほんのわずかな合間、美しく咲く花。 力強く蕾をつけ、花弁を披き、枯れ行く姿を写真にのこす。 そんな写真を、伝統ある越前和紙にプリントする。 「花の貌」はそんな”かたち”で表現しました。

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          連載が単行本になりました。    「ニッポン茶室ジャーニー」    (淡交社刊)

           月刊なごみ誌に2022年の5月から翌年23年12月まで連載されてました、 建築家藤森照信氏とモデルのはなさんの共著 「ニッポン茶室ジャーニー」が一冊の単行本にまとめられました。  著者である藤森先生とはなさんの茶室巡りに同行し、撮影させていただきました。全18茶室の連載のうち、16か所。 残り2か所は東京の川本聖哉さんの撮影。 すべて国宝・重文クラスのお茶室ばかり、 それをお二人のお話、解説付きで巡るのですから楽しくないわけがありません。 連載時はモノクロでしたが、単行本

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          お仕事のご依頼について

           ご覧いただきありがとうございます。 写真家・小笠原敏孝にご興味を持たれた方、お仕事の依頼・相談をしてみたいという方はご一読いただきたいと思います。 まずは簡単なプロフィールから。 小笠原 敏孝                      公益社団法人日本写真家協会会員 1969年 滋賀県大津市生まれ 東京工芸大学卒業後、写真家・安達洋次郎氏に師事。 2010年4月、「スタジオ桜」を設立。 2014年8月より、スタジオを京都に移し、茶道、古美術品、 伝統文化、神社仏閣など

          お仕事のご依頼について

          ビジネスに芸術的思考を導入する

          山口周氏の著書を参考にした考察  長年個人事業主として写真稼業を営んでますと、 自然と経営者の方とお付き合いさせていただく機会が 増えてまいります。 経営者の皆さんは、常に仕事を通じて社会と関わり、 いかに自身の事業に生かしていくかを考えてらっしゃる方が多いです。 却って自身は、個人事業主とはいえ同じ経営者でありながら、 どこかビジネスという言葉(お金稼ぎでも良い)と距離を置き、 斜に構えて過ごしてきた気がします。 山口周氏の著書「仕事選びのアートとサイエンス」という本

          ¥100〜
          割引あり

          ビジネスに芸術的思考を導入する

          ¥100〜

          洗い茶巾点前

          「夏の1コマ」に応募してみた記事です。 何か夏らしい写真…?私の写真の中で、やはり私らしいカットで夏を感じとれる写真ということで、茶道のお点前のひとつ、 酷暑での趣向「洗い茶巾」の写真を選んでみました。 エアコンの無い時代から、暑い夏を乗り切る趣向として、 このような点前を考えられた先人の工夫、まさに茶趣あふれていますね。

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          脳に効く写真!花の写真でストレス低減!? 

          花の写真が心に与える影響について  自身が撮影し、製作している写真作品「花の貌(かたち)」シリーズ。最初はグループ展での組み写真として五点ほど作成。そこで多くの方からのご感想をいただき、また製作を続け作品を発表し、ご購入いただいた方からの感想を聞かせていただくにつれ、越前和紙の優しい風合いを活かして和花をプリントした作品が、人の心を癒す一助になっているのではないかと考えるようになりました。今回はそんなお話をさせていただきたいと思います。  先ずは私の自己紹介をよろしかったら

          脳に効く写真!花の写真でストレス低減!? 

          写真家が網膜剥離になりました

          えらいことです。写真家にとって何よりも大切な”目”に疾患が。 今回は私の、目の疾患にまつわるお話をさせていただきたいと思います。 ちなみに、タイトルの網膜剥離には先日精密検査で発覚し、緊急手術です。ドキドキの気を紛らわすために、noteを書きたいと考えました。お付き合いいただけると幸いです。  その前にちょっと私の自己紹介をご案内いたします。 https://note.com/hananokatachi/n/n273ab8b32180  多くの写真家さんは、おそらく商売道

          写真家が網膜剥離になりました

          写真展「花の貌Ⅲ」を終えて総括してみる

           先月7月29日をもちまして、大阪天満橋「THE 9X OSAKA」にて開催しておりました写真展「花の貌Ⅲ」も無事に終了しました。 THE 9X OSAKAは安藤忠雄建築のビル内にあるメキシカンレストランで、その地下のスペースを使って写真を展示させていただきました。  今回のnoteはその写真展の総括をしてみたいと思います。 まず、良かったところ。 ・個展としては初の大阪での開催であった ・前回の金津創作の森美術館で展示した作品を関西の皆さんにご覧いただけた ・初の長期開催

          写真展「花の貌Ⅲ」を終えて総括してみる

          写真展終了を前に

          2024年7月29日。 約一ヶ月にわたって開催してました写真展 「花の貌Ⅲ」(会場・THE 9X OSAKA) も本日をもって最終日となりました。  今回の展示は、昨年末あわら市の「金津創作の森美術館」にて発表した作品の中から新作を中心に、関西のみなさんにご覧いただきたいとの思いから開催に至りました。  私は常々、写真をスマホやパソコンモニターで見るだけではなく、実際のプリント作品を直接「見て」「感じて」欲しいと考えています。  日本で最も歴史ある「越前和紙」に写真をプリン

          座して見る、ということ

           写真稼業を生業として、独立約30年。 大した技術があるわけでもなく、突出した表現や商才も乏しい私が何とか今までやってこれたのは、素晴らしい先生・先輩写真家さんからさまざまな”教え”をいただけたことと無関係ではありません。  自身の振り返りも含めて、今だ心に深く刻まれた諸先輩からの謹言を書き留めていきたいと思います。  今年、茶道裏千家さんの公式記録の撮影を始めて25年目になりました。最初は茶道のことなど右も左もわからないド素人でしたが、ご宗家はじめお茶の先生方、写真を掲載

          座して見る、ということ