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写真が目的。カメラは手段。

はじめまして。
全く無名の写真家ですのでnoteを始めるにあたって少し自己紹介をさせてください。
初めて自分のカメラを手にしてからは40年。
写真を撮ることを生業としてはや25年。
小笠原敏孝、職業写真家。滋賀県在住、事務所は京都市。
主なお仕事として日本の伝統文化・文化財の撮影、特に茶道関係の撮影は20年を超えて続けています。そしてまた、「和花」をライフワークとして撮り続け、「越前和紙」にプリントしたシリーズ「花の貌(かたち)」を作品として発表しつづけています。独自の視点と技術を磨きながら、奇をてらいすぎず、感動や発見を写真を通じて伝えていきたいと考えています。

経歴

公益社団法人日本写真家協会会員1969年 滋賀県大津市生まれ
東京工芸大学卒業後、写真家・安達洋次郎氏に師事。
2010年4月、「スタジオ桜」を設立。

2013年 マタニティフォト写真展(大津市、近江八幡市)

2016年 写真展「みほとけ巡礼」(京都市)

2021年 写真展「花の貌」(KG+)

2023年 写真展「花の貌Ⅱ」(KG+)

2023年 写真展「花の貌」(金津創作の森美術館)

​ ほか、グループ展参加多数。
2024年7月、大阪のTHE 9Xにて「花の貌」作品を1カ月にわたり展示予定。

主な作品とプロジェクト

 一昨年、京都北区にある重要文化財・茶道裏千家住宅が7年に及ぶ全面改修を終えました。その修復された今日庵住宅をくまなく撮影させていただいた「裏千家今日庵の茶室建築」(茶道資料館編・淡交社刊)という写真集は最近の私の仕事の中でも大変責任感とやりがいのある仕事でした。長くお茶と関わる撮影をしてきて良かったと感じた仕事です。

 これまでに、京都を中心にギャラリーや美術館で個展を開催し、多くの方々に私の作品をご覧いただく機会をいただきました。これからも積極的にプリントを展示するということに主眼を置き、作品の発表を行ってまいりたいと考えています。
 作品は、下記でも販売しております。

メッセージ

 写真を通じて、文化や日常の中にある自然の美しさを再発見してもらえればと思っています。私の作品を通じて、そんな一瞬の輝きを感じ取っていただければ幸いです。

 私は決して素晴らしい超絶テクニックや秀でた感性をもって撮影する写真家ではありません。写真家としてはむしろ凡庸かもしれません。
そんな私にも、最近では写真講座、講評、審査などの依頼をいただくようになりました。すると、今までは撮影さえできればよかった仕事に、より明快な理由付けや説明(=言語化)が必要になってきました。
写真展だけでなく、講演会やワークショップも積極的に開催し、写真愛好者の皆さまとの交流はとても有意義で楽しいものです。そのために必要な”写真のことば”をまとめていきたいと考え、noteをはじめてみることにしました。
 読んでいただく皆様にどれだけのことがお伝えできるのかわかりませんが、何かしら役立つことばをお伝えできれば幸甚です。

自己紹介の最後に、ネット社会に溢れる情報に触れ、私が常に感じ、肝に銘じていることを。

写真が目的。カメラは手段。

横溢する情報は、時に窒息しかねません。
目的を見失わず、本質を見つめていきたいと考えています。



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