些細なことだけれど、私にとって豊かな時間
秋晴れの昨日、愛犬三郎を連れて、夫と二人でおなじみのドッグランへ行ってきました。
こちらのドッグランには、今年の5月から、月に2回ほど通っていますが、最近は車から眺める木々の色も、少しずつ変化してきました。
高速道路を降り、車を少し走らせると、畑や果樹園が広がり、目線を上げると医王山(いおうぜん:石川県金沢市と富山県南砺市にまたがる標高939mの山塊)が眺められます。
医王山の麓にあるドッグランへ行くまでの道の両側には、広範囲にわたり樹木が植えられていて、夫と私は、この木にはなんの実がなるのか、とずっと気になっていました。
梨?リンゴ?柿?イチジク?葡萄?
二人で適当なことを言いながら、果樹園に挟まれた道を毎回走っていくのです。何回通っても、実を付けない木。
しかし昨日、この木になる実が分かりました。
答えは「みかん」でした。
夫とふたりして、
「やっと、何ができるか分かったね。みかんだー!」
とスッキリとした気持ちになり、ドッグランまでのドライブを楽しみました。
*
ドッグランへ行くまでの間の景色を眺めたり、車の中での夫とくだらない話で笑い合ったりすることや、広場を健気に走り回る三郎を見たり、三郎を愛おしげに見つめる夫の表情を見たりするのが、私の日常の楽しみになっています。
この眺めは大好き
奥の緑の木は、みかんのなる木でした♪
キバナコスモスもそろそろ終わりを迎えます
後ろ姿も愛おしく・・・♡
夫はお手洗いに行くだけなのに、三郎は「ボクも一緒に行きたい・・・」
こんな些細なことですが、表情も気持ちも和らげてくれて、私の日常の中でとても大切で、豊かな時間です。
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