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明日、やっと滑りにいける!

私の冬の楽しみは、スノーボード。今シーズンは、スキー場になかなか行けず、近場のスキー場のライブカメラの画像や、白馬のスキー場のゲレンデレポート見て、指をくわえる日々が続いていた。

でも、明日、やっと滑りにいける!

板は1月の中旬にワックスを掛けたし、両膝のサポーターもさっき引っ張り出してきて、準備は万端。

あとは近場にある2ヶ所のスキー場のどちらに行くか、心を決めるだけ。

私がスキー場に初めて行ったのは、17歳の時。その時スキー場では、スキーヤーが8割、スノーボーダーが2割ほどで、私は8割側だった。両足を板にくっつけて滑るなんて、怖くない?無理無理!と思っていた私も、20歳の時に初めてスノーボードの板に乗った。

スキー板をはいて、間違えてコブコブの急斜面に入ってしまったとき、ちょっとでも勢いがついたら、あっという間に右と左の足があちらこちらに向いて転けてしまったのに、スノーボードの板なら、急斜面でも踏ん張ってエッジをかけたら転けずに滑ってこれた。

ズルズル滑るもんだから、颯爽と滑る上級者にとっては邪魔な存在だったかもしれないけれど、スノーボードならどんな斜面でもなんとかなる、と思えて、コースの幅も広がって、楽しさが何倍にも膨らんだ。


あまりにも急な斜面は今でも怖いけれど、それでも入ってみたくなる。普段味わえないスリルとスピード。ウワッ、ウオーッ、ヤバイーッ、と普段出さない声が思わず出るのも楽しい。

若い頃に比べたら身体も硬くなって、転けたらあっという間に首をグキッと痛めてしまうから、明日は怪我なく、安全を心がけながら、ひとりではしゃいでこようと思う。



ヘッダーはMeguさんのイラストをお借りしました。ありがとうございます☆彡

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