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自分のために生きること

やりたいことをやってみる、そして続けてみる

今年の私にとっての大きな目標のひとつである。
何かをやろうと踏み出すことは、簡単そうでいて難しいもの。特に私は昔から臆病で周りを気にしてしまう質だから、どんなに気になっていても「自分じゃできない」「自分には合わない」と無意識に線を引いていた。
そんな折、心身のバランスを崩してしまい仕事を辞めることになった。周りに気を使いすぎて一人で抱え込んでしまい無理をし過ぎた結果だった。
そんなに頑張らなくていい、抱え込まなくていい、もっと自由でいいんだよ…そういった言葉を聞く度に涙が溢れ出してくる。そんな経験から、もっと自由にやりたいことをやってみようと思うようになっていった。
とはいえ踏み出すには勇気がいる。そんなときにきっかけをくれるのはいつも推しの存在だった。塊根植物にハマっているという彼の言葉を聞いて、私も何か育ててみようと観葉植物をお迎えした。それだけで部屋が明るくなった気がした。今ではパキラ、コーヒーノキ、ガジュマルが部屋にある。
何かきっかけがあって踏み出してみると、ちょっとだけ自分を好きになれた。退職前は「早く消えてしまいたい」と泣きながら願っていたくらいに自尊心が底辺まで落ちていたから、これは私にとって大きな一歩だった。
それからちょっとずつ、興味があることには触れていこうと思えるようになった。憧れを憧れのままにしておいたら、ずっと手が届かない。何かをするにしても時間は限られている。
辛かったことがあったという事実は変わらない、でもそのことに囚われて時間を使ってしまうくらいなら、まずは前を向いて次に何ができるのか考えた方がいい…大まかな内容ではあるけど、これも推しが教えてくれたことだった。
聞いた当初は疲弊し過ぎていてうまく飲み込めなかったけれど、時間が経つにつれて徐々にではあるけど過去を振り返らないようになってきた。
時間は止まってくれないのなら、前を向いた方がいいはず。

やりたいことリスト

友人にも勧められていて、でも中々余裕がなくて書き出せないでいたもの。私の中では書いたものは叶わない、または誰かに奪われてしまうような思考が強く根付いてしまっていて、形に残すことを極端に恐れる傾向があった。noteの始めに書いた通り、人はどんどん物事を忘れていってしまう。
紙に書くのが怖いなら、まずはデジタルでメモるところから始めてみることにした。それもその時思いついた分だけ。一気にやろうとするとまた頑張りすぎてしまう気がしたので、私にはこれ位が丁度よかった。

変わることは怖いことではない

そのリストの中に「ピアスをあける」というのがあった。ちょうど友人から誕生日プレゼントに大好きな豊前江をモチーフにしたピアスを頂いていた。これを江おんすていじ大阪でつけたくて、でも痛いのが極端に苦手で悩みに悩んで、半年かかってやっとあけることができた。
自力であけるのが怖かったから、美容クリニックのお世話になった。予約をいれるだけでもかなり勇気を振り絞った。クリニックに向かいながら、本当にこれでいいのかとずっと考えていたけど、いざクリニックに着いてしまえばあとはもう進むしかない。問診をして、ファーストピアスを選ぶ。そこは誕生石から選ぶことができたので、ミュージカルの豊前江の担当カラーであり、推しの誕生石でもあるルビーにした。いざあけるという段階になると心臓がバクバクしていたのを覚えている。合図とともに大きな音とともにすべて一瞬で終わった。それまであった恐怖は消えてなくなり、自分の耳を彩るルビーを見てとても心が躍った。妙に身体が軽くなったような感覚で、足取り軽やかにクリニックをあとにした。長年の夢を叶えられたことはもちろん、自力で踏み出せたことが何よりうれしかった。
今もそのピアスは私の耳を彩ってくれている。

まだまだ怖さは残るけれど

根っからの臆病さはそう簡単に和らぐものではないし、過去に言われたことや周りを気にしてしまうのもすぐには変えられないとは思う。でもこうしたいと思った自分の心を尊重して、否定せずに、変わっていけたらいいなと今は思っている。自分を幸せにしてあげられるのは自分しかいない。
自分の好きを、トキメキを大切にして、興味があることはまずやってみる。そして続けてみる。続けていったら、それいずれ自分の自信にもなっていくのかな…そうなって欲しいと願っています。

継続は力なり

書き方があまり安定していない日記になってしまいましたが、こんな感じで日常的noteは更新していこうと思います。二月は緩やかにできるだけ更新していく予定です。また巡り合いましたら読んでやってください。
本日の更新終わり。


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