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早春のチョウ
上の写真はルリタテハ。2010年のファイルから発掘しました。翅にある水色の帯が目を惹きますが、地の黒い部分も僅かに青味があります。
軽井沢野鳥の森ではここ数日、急にチョウの姿を多く見かけるようになりました。特にスギタニルリシジミを多く見かけるのですが、昨日は他にテングチョウ、シータテハ、クジャクチョウ、スジグロシロチョウに出会いました。
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今回は過去の3、4月のフォルダを漁って、早春の軽井沢野鳥の森で出会えるチョウを、写真で紹介したいと思います。
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クジャクの尾羽のような目玉模様があることから、クジャクチョウと呼ばれます。翅の模様が艶やかですね。
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翅の先端がギザギザしています。羽を閉じると裏側は濃い焦茶色で、落ち葉か樹皮の破片のようです。
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シータテハとそっくりですが、翅の外側にある黒い斑紋の中に、青白い部分があるので区別できます。
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翅の前縁に白い模様が並びます。道端に残る春の雪から、水分を摂っていました。
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頭に天狗の鼻のような突起があるのでテングチョウです。
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じっとしていると、色の薄い枯葉にしか見えません。ここまでみんな、成虫のまま越冬するチョウたちです。
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幼虫で越冬し、春になると大急ぎで蛹から成虫へと成長する、早春だけ姿を現すセセリチョウ。
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写真はアップですが、春の森に出現する小さなシジミチョウ。
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2012年に碓氷湖で撮影した写真です。軽井沢野鳥の森でも、地面で吸水する姿はよく見かけますが、数十匹の集団吸水はこの時初めて見ました。幼虫はトチノキの花芽を食べるそうです。
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息子に捕まって酷い目にあったのち、無事に解放されました。蛹で越冬し春に羽化する「春型」の個体は、名前の通り黒い筋がはっきりしています。
いかがでしょうか? 暖かい春の日に遊歩道を歩いていると、足元から飛び立つチョウの姿に出逢います。目で追っていると、少し離れた地面に着地して、翅を広げて日光浴を始めます。茶色系の種類が多いので蛾と間違われがちですが、そっと近付いて観察してみてはいかがでしょうか?
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