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自宅でムササビウォッチング

我が家の庭には、自作した巣箱をいつくも掛けています。小さな巣箱は小鳥用。入り口の穴の直径約28mmで作ってあり、シジュウカラやヤマガラ、ヒガラなどが子育てに使ってくれます。そして大きな巣箱も掛かっていて、こちらは穴の直径が約80mm。コムクドリが子育てに使うこともありますが、時々ムササビがねぐらにしていて、顔を出して外を眺めていることがありますよ。

夏も
秋も
そして冬も

この巣箱は玄関を出てすぐ見える場所なので、朝、出勤する時に顔を出していることも。急いでカメラを出して撮影するのですが、あまりぐずぐずしていると仕事に遅刻してしまう・・・。一方で、巣箱のすぐ下で薪割りをしていても、顔を出すことがありません。熟睡しているのだろうか?

日没後しばらくするとおでかけです

仕事から帰宅した時間がちょうど出巣時刻だと、また巣箱から顔を出していたりします。そして巣箱を出るとスルスルと木を登っていきます。そのまま梢を見上げて待っていると・・・。

手足をいっぱいに広げて滑空!

どちらの向きに滑空するかはその時次第。この日は運良く、私の真上を飛び越えました。そして背後のコナラの木に飛び移りましたよ。微かに見えるシルエットにピントを合わせて撮影してみると・・・。

コナラの冬芽を食べ始めました

コナラの枝先を噛み切って、手に持って冬芽を食べ始めました。次から次へと小枝を噛み切っては、食べ終わるとぽいぽい捨てていきます。

撮影を終えて家に入ると、家族から「車が止まってからなかなか家に入って来なかったけど、いったい何してたの?」と訝しがられます。別に怪しまれるようなことはしてないんですけど・・・。

そんな、自宅の庭でもムササビが観察できてしまう軽井沢ですが、そうは言ってもいきなり観察するのは難しいものです。野生動物の観察は、やはり知識と経験が物を言う。ですから経験者と一緒に観察するのが近道です。ピッキオでは3月中旬から11月末まで「空飛ぶムササビウォッチング」を開催しています。ねぐらから出てくるムササビの姿を、経験豊富なピッキオのガイドと一緒に、今か今かと「出待ち」してみませんか?


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