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第五の季節 読後メモ
重厚な叙事詩のような雰囲気がありつつも、すぐに感情移入できてスッと読めた。嵌まって休日丸1日かけて読破。
・2児の母エッスンの被災物語
・少女ダマヤの成長記
・優秀な見習いオロジェン、サイアナイトの冒険譚
雰囲気や年代は違うように読める3つの話が進み、合流したときの納得感は見事で、それぞれの人格がどう積み重なったかが最後にぐっと厚みを増す。
世界観もオリジナリティがあって、特に説明のないまま謎
納棺
体の真ん中、胃に向かって収縮していく身体
目玉だけ、もとの場所に残って見下ろしている
鉢植えの彼岸花は趣味が悪い
造花をキャッチボールする舞台
「なかったことにしたい」と口に出せば
もうなかったことにはならないから
それすら言葉にしないまま前に進む
雨が洗い流したわけじゃなく
脳みその都合でDELETE、忘却曲線の閾値またぎ
明日しかしらない
いつかの春、煙立つ
2020/9/1 長い夏の終わりに
今年の9/1はいままでの人生で1番素敵な9/1でした。
部屋を跨いだようにくっきり空気が涼しくなり、最推しアーティストがゲリラ配信で芸術の神様について語り、長らく会えてない知り合いが発表した新曲はどうしても私信に聴こえました。
島でスズムシとコオロギを捕まえました。
ただでさえ月がわりの境目の日に、感傷的な出来事が立て続けに起こり、胸の奥の方がほわほわともえました。
もえたついでに、今年の夏を