はなみなき

日々の出来事や考えていることを言葉にして整理したいと思い、始めました。共感してくださる…

はなみなき

日々の出来事や考えていることを言葉にして整理したいと思い、始めました。共感してくださる方が一人でもいればいいなあ、と思います。使っている写真は私が撮影した花の写真になります。

最近の記事

模範解答の人生を送れなかった私

ー模範解答の人生とは。 小さい頃から家族や周りの人たちに愛されて、自己肯定感を養うこと。 いじめにもあわず、クラスの中でみんなと仲が良かったこと。 部活動や勉強も成績が良くて、先生からも信頼されていたこと。 勉強も部活も頑張りながら、素敵な恋愛をしてきたこと。 大切な友達がたくさんできていたこと。 希望する大学に一回で合格して、大学でもたくさんの仲間ができていたこと。 留学やバイトなどいろんな経験をして、知見を深めてきたこと。 大手企業に就職して活躍してきたこと。 またはそん

    • 死ぬまで生きるなら、どんな翌日も享受しなければならない。

      新入社員しかり、転職しかり、5連勤を終えた週末というのは嬉しいものだろう。 気を張って、笑顔を貼り付けて、わかっている風に相槌を打って、首がもげる程頷いて、急いでメモした字はあとから見返しても全然解読できない。そんな怒涛の40時間が終わったのだから、それはそれは嬉しいだろう。 職種にもよるだろうが、私の場合、ひたすらに目と頭と首の鈍痛により、ベッドから動けない土曜日を過ごした。 溜まった掃除や洗濯、空っぽの冷蔵庫の補充、録画したテレビを見るなど、やりたいことは山ほどあったのに

      • 「寝たら明日になってしまう恐怖症」について

        罹ったことはありますか? 「寝たら明日になってしまう恐怖症」 当たり前だけれど、寝たら、明日がやってくるわけだ。 夜が終われば、朝の番が来るわけだ。 それが「怖い」と感じるとは、どう言うことだろう。 「明日がマラソン大会だから嫌なんだよね」 「明日、発表に当たってしまうから怖い」 「明日の商談がプレッシャーで不安すぎる」 「苦手な人が明日お店にくる」 いろんな理由で、明日になってほしくない人たちがいるのだ。 『サザエさん症候群』と呼ばれたりもするけれど、それは日曜夜限定

        • 記事を公開しました。引越しをして、退職をして、孤独な気持ちを綴りました。なんとなく寂しい休日の夜のお供になれば幸いです。

        模範解答の人生を送れなかった私

        • 死ぬまで生きるなら、どんな翌日も享受しなければならない。

        • 「寝たら明日になってしまう恐怖症」について

        • 記事を公開しました。引越しをして、退職をして、孤独な気持ちを綴りました。なんとなく寂しい休日の夜のお供になれば幸いです。

          29歳の独身女は「寂しい」を消化したい。

          新卒から七年勤めた会社を辞めた。 会社は社宅があったので、歳の近い独身社員と共に帰ったり駄弁ったり、 飲んだりして過ごしていた。 帰ってもその建物に私の居場所があったが、それももう終わったのである。 就職をきっかけに地方から出てきたので、この街に友人はいない。 会社の同期や後輩、先輩と仲良くなって、長い年月をかけて得た信頼で、 漸くいい関係を築けていたのに、私は会社を辞めた。 それほど会社自体が辛かったのだけど、失うものも、とてもとても多かった。 辞めるにあたって社宅を出る

          29歳の独身女は「寂しい」を消化したい。