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書くことについて

私はいいことがあったときも、いやなことがあったときも、
何も起きなかったときも、空き時間があると、気が向くと、ペンを持ってノートを開く。
ペンを持つと不思議で、勝手に手が動いて文字がノートに増えていく。
「何を書くの?」と聞かれるけど、何を書くかは書く直前まで自分でも分からないことが多い。

頭に小さな穴をあけて、思ってることを、そのままちょろちょろと紙に流し込む感覚。流れ出るそのときに、自分が思ってることを、やっと自分で知ることができる気がする。だから、頭をぱかっと開いたり、大きな穴をあけて、どばっと出すことはできない。あくまで、ちょろちょろと紙に出していく。

昔からノートに自分の気持ちを書き出すことはよくしていた。
きっかけは中学の部活ノートだと思う。
部活大好きマンだった私は練習後や試合後には必ずその日コーチから習ったことや先輩の上手なところ、なんで試合に負けたのか、ミスが続いたとき自分はどんな気持ちだったのか、書き出していた。

書くことについては、もうひとつ。
中高女子校だった私は、通っていた近所の塾の1つ上の先輩に猛烈に片思いしていた。
その行き場のない思いをアメブロに書きなぐり、
「今日は先輩に駅で会えたかっこよすぎて鼻血出た!」
のようなしょーもない内容を全世界に堂々と公開していた(先輩本人も読んでいたことを去年知る)(実らないわけである)。

そんな感じでなにかと書く癖がついていて、スケジュール帳の余白部分に書きたいことはぶつけて来たが、今年からアプリで管理するようになってしまったので、代わりにノートとペンを持ち歩いている。
2018年、4冊目。もうすぐ終わりそう。

私は今9月卒業をして完全ニートな毎日で、それはそれで悩みも多いのだけど、せっかくだからここnoteに何か書いていこうと思った。
有益なことなんてなにも書けないけど、毎日くすぶっているわたしの状況を見て誰かの暇つぶしになれたら、それだけでくすぶってる価値はあるはずだ。

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