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どんなに忙しくても         やりたいことがサクサクできるようになるための簡単な3つの方法

「時間がない」と毎日、仕事に育児に追われていませんか?
はい、それは数年前のわたしです。
いや、今でも気を緩めると「やることいっぱいでパニック」なんて気持ちになりそうなときがあります。

わたしは看護師をしています。家庭との両立をなんとかこなしながら、病院勤務をしていました。
そんな中、次男に進行性の難病があることがわかり「もっと子どもとの時間を大事にしたい」「子どもにどんな母親の姿をみせたいか」と考えさせられたのです。
それから、ライフハックの試行錯誤をして、子どもとの時間を優先したり、仕事と家庭のバランスを見直したりしました。

今では師長に昇格し、車いすの息子とイベント参加、大好きな沖縄旅行やボランティアもして、愛犬2匹と暮らす毎日を送っています。
病気がわかって「これからわたしたちの人生どうなるんだろう」と目の前が真っ暗になったときの自分には想像ができなかった毎日です。


周囲からは「どうやって、仕事も家庭もそんなに生き生きと楽しんでいるの?」と聞かれます。

そんなわたしが、これが効果的だと感じているやりたいことをサクサク取り組むための考え方のコツをお伝えします。
どれも簡単なものばかり! 仕事も育児もたのしみながら、自分の人生も大切にしたいあなたに役に立つとうれしいです。

その1
できていることに注目する
課題ばかり突き付けられたら、やる気がでないから

たとえば糖尿病の患者さんへの生活指導。食事療法が必須だけど、間食がやめられない。
看護師として「このおやつやめましょう」「主食食べすぎですよ」と改善してほしい課題ばかりを伝えても、どんどん下を向き次の外来に来なくなってしまう人もいる・・・

そこでコーチングの考え方を活用して話す順番を工夫しました。
 ・最初にできていることから認める声掛けをする。
 ・次に「あと、やってみたこと・気を付けたことはありますか」とできた
   ことに意識をむける声掛けをする。
 ・そのあと課題について話す
この順番で話していくと、患者さんのやる気を引き出せて、ダメ出しだけで終わらないわたしの気分も明るくいられます。

仕事では、そんな工夫をしていたのに、以前は自分にダメ出しばかりをしていました

・今日から朝ヨガのクラスに参加しようと思ったのに、寝坊してしまった。意思が弱くてだめだな。
・隙間時間に議事録作成して、残業なしで夕飯作ろうと思っていたのに、近々入院がきてそれどころじゃなかった。コンビニおでんが夕飯だ…全然計画通りいかなかったじゃないか

まさに課題ばかりをつきつける看護師

今は、うまくいかなかった一日でも

・「そんな中でも、うまくいったことってなんだろう」と
  自分に聞いてみる。
  →「いつもよりは、少し早く起きられた」
   「なんとか子どもの迎えは間に合った」と気づきが生まれるように
    なった。

自分を責めるばかりではなく、できているところに注目すると
自分を勇気づけられるし、行動するパワーが持てると感じています。

その2
よく寝る 
寝不足では、やる気はでない

看護師になって、20数年ずっと夜勤のある生活をしていました。
夜働くのは正直きついけど、昼間の時間は使えるし、悪くないよねって思っていました。
しかし、師長になって夜勤のない生活になって気が付きました。
規則正しい生活って、こんなに体が楽なんだ!!
「わたし、いままで常に頭が重かったんだ」「けっこうイライラしていたな」と。
きっと、寝不足・不規則な生活が当たり前すぎて感覚がマヒしていたんですね。

心を整えて、やる気を出そうと思っても単純にエネルギー不足では到底無理話です。

今は、自分の体調を「今日は何点かな」と考えて、手帳にメモするようにしています。
点数が低い日が続いたら、すべてに優先して早寝します。休日には昼寝時間を設定することもあります。

体の準備って大事ですよね。


その3
それって、思い込みかもしれない」と疑ってみる

なにかやりたいなと思っても
ついつい「できなかったらどうしよう」「お金も時間も無駄になるかも」と考えてしまっていました。
「時間がないからとてもできない」「子どもの面倒もあるし、車いすじゃ無理だよね」とか。

でも、子どもの難病がわかってから
情報を得ようと検索したり、患者会に参加したりしてみたところ

・人工呼吸器をつけながら、社長業務をされている方
・同じ疾患で海外留学をした方
・障害児子育てをしながら、北極でオーロラを見に行ってきたよというママ

わたしの常識を変える方々がいることを知り、実際に話す機会も持てました。
その方たちの活動やマインドにふれると驚くことがいっぱいでした。まさに、目からうろこです。

できるわけないと思いこみをしている自分がいたようです。
それに気づいてからは「これは思い込みだとしたら、ホントはどうしたい?」「正反対の思い込みをもっているとしたら、どうするだろう?」と考えてみるようになりました。

  ・障害のある息子の送り迎えは親がする
  ・車いすの子どもを育てながら、管理職やれないでしょ

「いやいや、それは思い込みかも」と考えて、「ホントはどうしたい?」と考えてみる。
ときには書き出してみる。

そうすると、自分のホントの気持ちがみえてくる。
わたしが見えてきたホントの気持ち
『自分の時間を大切にしてこそ人生に価値がある』

ホントの気持ちが見えてくると「どうしたら、できるか」「どうしたら、よりよくなるか」という点に意識が向き、前に進むエネルギーがでるのを感じます。



どれも簡単なものなので、やってみてもらえると嬉しいです。

その中でも最初に取り組むのにおすすめは
その2 よく寝る です。
できれば、「しっかり寝る」ができるといいですね。
まずは体が基本。
慢性的な疲れは、自分でも気が付いていないこともあります。

休日に朝寝坊の1日をもってみる。
平日に1日だけ、エイッと早寝してみる。

やってみると見えることがあるかもしれません。

人生の時間は有限です。
人間は死亡率100%ですが、それを忘れて日常を生きてしまいがちです。

有限な時間を、どうせならやりたいことをやって、笑ってときに泣いて
自分の人生を生きませんか。


読んでいただいてありがとうございました!












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