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通所介護の入浴介助加算が変更になります

いつもありがとうございます。

今回は「通所介護の入浴介助加算」についてです。

入浴介助加算が4月より2つの加算に変更になります。

入浴介助加算(Ⅰ)の方は現行と要件は同様だが、50単位ではなく40単位へ引き下げが行われます。今回新しく新設されるのが、入浴介助加算(Ⅱ)の方です。単位数は55単位と現行の単位数よりは引き上げの形になります。

要件として、専門職らが利用者宅を訪ねて浴室の環境を確認すること、それを踏まえた個別計画を多職種連携のもとで策定すること、計画に沿った個別の入浴介助を事業所で行うことなどがあります。

多くの通所介護事業所は入浴介助加算を算定されています。4月に新設され、入浴をされている全利用者の自宅に訪問し、多職種連携をしながら個別計画を作成していくことが難しい事業所もあると思います。

入浴介助はとても介助者にとっても体力面や精神面で気を使う支援部分にもなります。新しく変更することにより、利用者にとってプラスの方向性に進めばいいのですが、それと同時に現場の負担量を上げることにより、ケアの質の低下や書類の不備による返戻に繋がらなければいいと思います。

4月より、介護報酬改正や通所介護では多くの事業所が算定をされ、利用者様も楽しみにされている入浴への加算変更。

早い段階からどのような対応を取っていくのかを検討し行動していくことが大切になると思います。


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