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京都巡り#49 錦秋の極楽激混みバス巡り

アオイです。2022年11月27日、紅葉を見に行きました。この京都巡りnoteでは、私は京都の何が好きなのかを言語化することと、私の見た景色を他の人と分かち合うことが主な目的となっております。それではよろしくお願いいたします🪟


源光庵

今回はバスの旅。最初に、数年ぶりの源光庵へ行く。この日は二条駅から乗ってみた。だけど、バスが源光庵前に到着するまでずっと激混みだった。朝早くに行動するのだから、始発である京都駅から乗れば良かった……。

最近、京都駅は激混みのイメージが付いてしまって、避けるルートを選んだのだ。よく考えたら、二条駅のバスは京都駅から来ているから既に激混みなのである。人がいすぎて死ぬかと思った。


源光庵前のバス停から歩いてすぐの場所に、今回の目的地の源光庵がある。改装が終わり、数年ぶりに営業再開した、ホットなスポットである。


こちらは四角の迷いの窓。人が全然おらず、すぐに撮れた。


一方、丸い形の悟りの窓は、朝一に来たのはずなのに行列ができていた。血天井の手形を探しながら、行列に並ぶことにした。


素晴らしい。以前行った時は、まだ緑の多い時期だった。今回は赤!!!あぁ、私の見たかった景色……。


この窓は一眼レフ集団がこぞって撮影していた場所だった。真似して撮ってみた。赤い!!



見頃でかつ、散りもみじもある。赤の世界だ。


ガラスに映った紅葉が好き。


落ち着く空間だ。しかし、撮影者がめちゃくちゃ多いゆえにくつろげないのが残念だ。そう嘆く私も撮影者なのだが。



皆撮影しているので、あまり積極的に前へ撮りに行けない。だけど撮りに行っている人もいるので、私も迷惑にならない程度に撮りに行った。こういうタイミングを計るのが苦手だなぁ。去年の京都巡りでも同じことを書いた気がする。



一通り撮ったので、悟りの窓の様子を見てみた。さっきより長い行列だった。

横から撮ってみる。
正面から見た景色とはまた違う景色を収めることができた。

椿の絵があった。そうか、椿の季節も近いなぁ。


みつを。


こちらにも「そうだ京都行こう」のポスターが。
あ、額縁にも別バージョンのものが!


秋空だぁ……。


今日は風が強く、はらはらと紅葉が散る。それがまた、良い。


秋を凝縮させた写真が撮れた。


もみじの種類も色々あるよなぁ。大きいもの、小さいもの、色づき方も少し違う。


光悦寺

鷹峯は紅葉美しいスポットだというのに、道路がめちゃくちゃ狭い。そのせいで、私の中ではそこそこ危ないスポットになっている。


光悦寺のある西方向には、山が見える。


光悦寺に着いた。なんと駐車場は満車。人気すぎる。


落ちている紅葉が綺麗すぎ。


源光庵より混雑しておらず、落ち着いた雰囲気に見える。


錦秋とわびさびの同時摂取……。落ち着くなぁここは。


フォトスポット。誰かと来たら、一緒に座って撮りたい。


あぁ〜〜。こういう景色大好き。語彙を失う……。


白いサザンカ。可憐で好きだ。


鷹峯は少し高い場所にあるから、遠くの景色がよく見えた。源光庵だけしか行かなかったら気付かなかっただろう。


源光庵は若者も多かったが、光悦寺は年齢層が高めの人が多い。今年の私は、年齢層高めな場所によく行っている。大人になったのだろうか。


山の解説看板があった。

左から、鷹峯・鷲ヶ峰。

左から、鷲ヶ峰・天ヶ峰。……なるほど。


本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)の墓。日本史で学んで名前は知っているが、どんな人か忘れてしまっている。確か江戸時代初期の、徳川家康と何かをした人……?

本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ1558〜1637)は、安土桃山から 江戸時代初期の書家、芸術家です。

本阿弥光悦について

1615年、光悦は徳川家康から京都洛北、鷹ケ峯に広大な土地を拝領し、本阿弥一族および友人、職人らとともに移り住みました。そこでは光悦を中心として感性豊かな創作活動が展開されたことから、後に「光悦村」と称され、芸術村として広く知られるようになりました。

本阿弥光悦について

という人だそうだ。ということは、鷹峯は芸術村だったんだ。へぇ。京都検定に出そうな知識。


スマホで撮ったら空の青が綺麗に写る。カメラと使い分けて撮っている。ただスマホはカメラ以外の用途にももちろん使うので、そんなに撮れない。


帰りに撮影。光悦寺は落ち着く良い場所であった。


圓成寺

光悦寺を見終わった。さて、次の場所へ……と思ったら、向かいに紅葉美しいスポットを発見した。

圓成寺(えんじょうじ)という。


しかし境内は撮影禁止。どうする?……それでも入りたい!!

境内は赤と黄色の紅葉が見頃で、荘厳で静かで空気が澄んでいて落ち着いた。風で舞う紅葉、散りもみじで赤く染る地面、どれも最高だ。

水鏡スポットもあった。撮影禁止だからか、人が少なくて見やすい。聞こえるのは、木々のざわめきと太鼓の音と、私が落ち葉を踏みしめる音のみ。


記憶に残したい京都がここにあった。撮影禁止だと、写真に残したい私は残念な気持ちになってしまう。だけどここを撮影可能にすると、確実に荘厳な圓成寺が失われてしまう。

境内がどんな感じなのかは、公式HPから見ることができる。是非鷹峯まで来て、見てほしい。拝観料は無料。


満足して帰りのバス停へ向かうと、ぞろぞろと人が並んでいた。また激混みバスに乗るしかないのか!?


霊鑑寺

激混みのバスを乗り継ぎ、真如堂前で降りる。銀閣寺方面のバスに乗っていたので、混んでいたのかもしれない。


ここから坂道を上っていく。


突然趣のある川が出てきた。ここは哲学の道である。


霊鑑寺に着いた。


散りイチョウ。


見頃としては、散り始め。先週ぐらいがちょうど良かったのかも?


木漏れ日。


霊鑑寺は椿が有名だと思っていたが、紅葉も綺麗だ。


サザンカが多い。紅葉は散り始めでもあるが、まだ見頃のものもあった。


サザンカの蕾。ピンクが混じっていて可愛らしい。

ド派手な花。椿?


大きな紅葉の木と階段。

散りもみじと苔。


階段を降りた。霊鑑寺の境内はアップダウンがある。意外だ。


何かの実が落ちている。


「かりん」?カリンってこんな実だったのか。


山の中だからだと思うが、割と大きめのハエがいた。


書院では、花鳥絵カルタと魚獣絵カルタが展示されていた。撮影禁止だったので写真が無い。レプリカとか売ってないかな。欲しすぎる。

結構な高台だ。高台に住むのに憧れている私。でも住むにはハエが大きいのがなぁ。山は虫が大きいのが懸念である。


真如堂

再び山を降り、哲学の道を通り過ぎて真如堂へ。


真如堂。ここからまたしても、坂道だ。


急坂なのにタクシーが爆速坂登りしてくるので、結構危ない。道中から見えた山に見とれていたら、車が来ていた。


東参道を登る。登道はまだまだ続く。

「あと20メートル 頑張って!」
頑張る……。


ようやくたどり着いた、真如堂。この世のものなのかと思うくらいの美しさ。こんな山の中なのに、結構人がいた。


水鏡。


京都映画誕生の碑。


三重塔。今年の紅葉巡りで塔を見るのは3回目?


紅葉と三重塔。
ベストショット!


紅葉が反射してる。


控えめな花手水。わびさび。


有料エリアの本堂と庭園を見る。曼荼羅があった。「マンダラート」という、思考の整理方法があるなぁ、なんて考えながら見ていた。


渡り廊下を渡っていく。


涅槃の庭。無料区域とは違い、静か……。


随縁の庭。何だこの形は!?魔法陣?


重森千青(しげもりちさお)という人が作ったそう。かの有名な重森三玲が祖父である。何となく、分かるような。


庭を見つつ、四季殿を見てきた。円山応祥作。春夏秋冬の間がある。


それにしても、本当にここはこの世なのかと思うくらいの美しさ。


三重塔再び。この辺は散っている。


真正極楽寺鐘楼。ちょうど陽が当たって神々しい。「真正極楽寺」とは真如堂のことを指す。


帰り道は先程の急坂を下る。さて、バス停に行こう。バスは銀閣寺方面から来るので、また激混みなのだろうか?

乗ったバスは激混みより少ないくらいだったが、知恩院辺りから道路の方が激混みになっていた。よく見たら、歩道にも人がたくさん。四条大橋にはわんさかいた。この時期の祇園は、混雑極めている。


この後は、バスで東寺へ行く。このまま書くと長くなってしまうので、次のnoteへ続く!



まとめ

激混みスポットでも、来てしまえば来て良かったなと思えてしまう。単純な私だ。それほど京都の景色は美しい。後世に残したい。



さて、このnoteの公開日は2023年10月21日。巡った場所が多く、撮った写真も多かったので、編集に1週間かかった。

2022年の京都紅葉巡りは、あと2記事残っている。紅葉シーズンが始まるまでに、投稿を終わらせたい。そして、以前投稿した桜巡りnoteのような、いつもと趣向を変えた京都紅葉写真noteも書きたい。


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