どうやって図案アイディアが浮かぶの?はなこまち的図案の閃き
こんにちは、はなこまちです❀
以前instagramで質問を募集した際、図案に関する質問が多くありました。
そこで質問に回答する投稿を制作したのですが、noteでもその投稿をシェアしたいと思います。
今日の話題は「どうやってアイディアが浮かぶの?」
実はイラストが描けないはなこまちが、どうやって植物の図案をイメージしているのか。
感覚的な部分も多くありますが、私の頭の中での図案の捉え方をまとめました!
私にとって刺繍図案とはずばり「図形」
三角、四角、楕円etc
まるで積み木でお城を作るような感覚で、色々な形を組み合わせて植物を表現しています。
なので、日常でお花を見たときも「どうやって図形で表現できるのか?」がポイントです。
花びらの枚数は?
花びらの形は?
花びらの大きさは?
そういった部分を観察して、丸や楕円で表現しようと試みます。
実物と見比べて、
もっとお花は小さいほうがバランスがいい。
とか
花びらの形は楕円より涙型の方が合う。
とか。
そんな微調整を繰り返しています。
例えば、
楕円×曲線で葉っぱ。
四角と点で紫陽花。
こうやって見本を見ると確かに図形で植物を表現できているように感じませんか?
日常のなかで出会う植物たちをこのように「どうやったら図形で表現できるかな?」と考えたうえで、そのアイディアを少しずつ頭の中にストックしているのです。
いざ、壁飾りの図案を考える時は、
頭の中にストックしてあるパーツたちを様々配置して1つの完成を描いています。
花屋さんに行って、一から植物を選んで花束をつくる感じ。と言うとイメージ湧きやすいでしょうか?
私が図案を描き始めるのは、ぼんやりと花束のイメージが浮かんだタイミング。
例えば、
白をメインにして、アクセントカラーは黄色で。
全体の形はリース上で大きいお花はダリアっぽい形。
葉っぱも大きめで観葉植物のような夏の印象を…。
ここまで来たら紙とペンを出して、
ほんわり浮かんだイメージに合うパーツをストックの中から当てていく。
必要に応じてすでに持っているパーツの形を変化させて、ほんわりしたイメージをどんどん具体的にしていく。
と言った流れです。
同じ図形で描いた図案も、ステッチや色選びで印象が変わるのが刺繍の面白さの1つ!
一度使用したパーツはもう使えない。なんてことは一切なくて。
図案の雰囲気に合わせてステッチや刺繍糸の色を変えています。
図形×色×ステッチ。
この組み合わせは無限大!
ということで、私の頭の中はこんな感じでした。
はなこまちの刺繍図案を並べてみると…なんとなく図形を感じませんか?
「図案で表現してみる」
イラストを描くという視点から図形で捉えるという視点へ。
少し見方を変えてみると案外図案を描けるかもしれません💡
いかがだったでしょうか?
「どうやってアイディアが浮かぶの?」
「どうやって図形を描いているの?」
という質問はライブ配信などでも度々いただきます。
その度に「イラストを描くというより図形で描いているイメージ」とお伝えしても、
伝わりきっていない気がしていて。
今回このようにしっかり投稿を作れたのは良い機会でした✨
頭の中にあるイメージを的確に伝えるのは大変難しいですが
「図形として捉えるってそういうことね」と、なんとなくでも伝わったら嬉しいです🥰
noteでもコメントでご質問いただけたら、
折を見て今回のように投稿を制作しようと思っていますので、
何かありましたらお気軽に聞いてください^_^️
そして刺繍図案を描かれる皆様!
どんな感じで刺繍図案描かれていらっしゃいますか??
もしよろしければ教えてください✨
よろしければサポートお願いします! 今後の刺繍図案考案などの活動に大切に使わせていただきます!