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【刺繍図案付き】葉っぱつめあわせ制作過程②

こんにちは、はなこまちです❀

今回は「葉っぱのつめあわせ」の図案です。
完成イメージはこちら↓

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前回の投稿は基本のステッチをしました。
ここからはアレンジのターン。形、葉の枚数などの変化で葉っぱのバリエーションはかなり増えます!

今回は、図案も無料公開です。
なかなか外出できないこのご時世、おうち時間のひとつの楽しみとしてもぜひ刺繍にトライしてみてください(*'▽')!
(図案は①と同じものです)

今回から、説明を分けて投稿します。写真多すぎて説明長いので(;'∀')
①はこちら↓


刺繍の仕方

①今回は単体の葉っぱのアレンジをします。
 今回刺繍する葉は説明順に②~⑥の番号を振っています。

説明②

②まずは細長い葉っぱ。(使用糸:121番)
 チューリップなど、細長い葉って意外と多いですよね。
 また、緩やかなカーブを描いているのも葉の特徴かなと思います。

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まず葉の頂点から、3分の1程度の位置へ針を入れます。

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葉の先端からカーブがあるので、すでにある糸を少しよけながら針を出します。

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1針目と同じ位置に針を入れます。
基本はこれを左右順番に繰り返します。

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カーブに沿うように、すでに張ってある糸をよけつつ…

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葉の下まで刺繍していきます。

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刺し終わるとこんな感じ。葉の種類によって葉脈の角度は調節するとよいと思います。

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③続いて、もこもこの葉っぱ。(使用糸:120番)
 ミニブーケなど刺繍する際、アクセントになってくれる葉です。

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頂点から、一つ目のもこもこの終わりくらいの位置に針を入れます。

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そのまま、葉のカーブに沿うように。
葉のカーブに沿わせるだけで、やっていることは実は③と変わりません。

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もこもこともこもこの切り替え部分を拡大するとこんな感じ。

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最後のもこもこの終わり部分と葉脈の角度が同じになると、刺し終わりも綺麗に見えます。

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完成するとこんな感じ。

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④ハートの葉っぱ。(使用糸:328番)
 なんとも可愛らしい葉です。枝垂れる系の葉なので、植木鉢と組み合わせるなど、表現の幅が広がります。

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刺し始めは葉の頂点。今回の場合下の方からです。
大体葉の3分の1位置に針を入れます。

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2針目は1針目のサイドから針を出し、1針目の刺し終わりと同じ位置に針を入れます。
②や③とやっていることは同じです。葉が逆さになっているだけです。
こんがらがる場合は枠を上下逆にして刺繍してもOK。

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葉がだいぶ埋まり、葉の葉脈部分がほぼなくなりました。

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ここまで来たらロングアンドショートステッチです。
葉の丸みに合わせて埋めていきます。

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片面ができたら反対側も刺して完成です。

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⑤色が2色の葉っぱ。(使用糸:318番・365番)
 葉の中心部分の色が変わっている葉ってありますよね。
 なんだかおしゃれ~と思いつつ、刺繍するとこんな感じになります。

まず下書き。1色目は外側、2色目で内側を刺繍するので中心部分にガイドラインを引きます。

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刺繍は②、③と同じ。しかし、刺し終わりは中心部分をよけるので、同じ網目に針を戻しません。

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このようにガイドラインに合わせて針を入れていきます。

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葉脈の角度が左右同じほうが綺麗に見えるので、サテンステッチで面を埋めるというよりも、左右一針ずつ刺すほうが刺しやすいと思います。
刺している途中はこんな感じ。葉の左右の進みは一緒です。

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ちなみに裏側はこんな感じ。フィッシュボーンステッチのようになっています。

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表面、1色目を刺し終わる際、左右の刺し終わりを同じ網目に入れます。

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それでは2色目。
葉の頂点から少し下、一色目の面が埋まっている部分から糸を出します。

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糸を入れるのは、空いたスペースの頂点ではなく、少し下にずらした位置。

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あとは、糸の出始めは1色目の面で埋めた位置から。
③、④の葉と同じ要領で刺繍していきます。
2色目の針を出す位置は、あえてギザギザにすることで色の移り変わり感が出ます。

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完成するとこんな感じです。

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⑥本日最後はぎざぎざの葉っぱ。(使用糸:121番)
 ④の葉のように葉の形にそって埋めていくのでもよいですが、今回は別の方法で。

葉の葉脈ごとに1枚の葉を刺繍するように縫っていきます。

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まず、頂点部分。
刺繍自体は③、④と同じ。しかし、写真の状態でストップ。

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続いて再度の部分。葉脈ごとに1つの葉を刺繍するように刺していきます。

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葉の切り替わり部分、一部はサテンステッチ。

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上部左右終わるとこのような形に。
中心部分だけではなく、葉のギザギザに合わせてはっきりと葉脈が表現できます。

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続いて下部分。

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隙間はサテンステッチ。刺し終わりは中心の葉脈です。

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反対側も同様に。

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そして茎の部分。中心の葉脈を突っ切るように。

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終わりに

いかがだったでしょうか?
葉単体でも形や色を変えるだけで様々な表現ができます。
私はよくミニブーケを刺繍するときに葉単体を使っています。
例えばこんな感じ↓

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皆さんもぜひ、様々な形の葉っぱがあれば教えてください( *´艸`)

今後も皆さんが手軽に楽しめるような刺繍図案を投稿していけたらと思います。

刺繍作品の新作は主にInstagramにて更新中です。

他の刺繍図案も見たい!という場合は「#はなこまちの刺繡図案」にて検索してみてください(^^)/
(2021.4から図案投稿スタートしています。今後図案どんどん増える予定です!)

刺繍図案


PDFにてダウンロードできるようになっています。
「葉っぱつめあわせ」を刺繍してみたい!という方はご活用ください。
普段はここから↓が有料部分となっております。有料部分の雰囲気も感じて頂けたらと思います(^^)/

刺繍図案

葉っぱつめあわせの刺繍図案はこちらから↓

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