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2023年自分が選ぶ上半期の4枚

こんにちは、はなこまちです🌼

Twitterでこんな話題がありました。
「2023年自分が選ぶ上半期の4枚」

4枚の写真を選んで投稿したのですが、
自分で上半期を振り返って「おぉ…」と思ったのでnoteできちんとまとめようと思います。

まず、選んだ4枚がこちら。


私が今年写真を撮影するときに最も意識していたことは、イメージをより具体的に表現すること。

例えばミモザのピンクッション。

キットということがわかるように、最近定番の「両手で作品を持つ」を取り入れて。

ピンクッションであることがより伝わるように刺繍針を刺しています。

明るさと、具体的な植物を足したくてミモザの造花を。
これによって、ミモザらしい黄色も足されました。

刺繍キットのイメージをより強くさせる、刺繍糸とハサミも大切なアイテムです。


もう一枚、刺繍で塗り絵シリーズのお写真。

刺繍作品の写真なのに、色鉛筆が登場します。

これは、「塗り絵のように色選びを楽しんで欲しい」という刺繍で塗り絵シリーズのテーマに沿ったもの。

でも刺繍作品ですので刺繍糸も忘れずに。
ここで使用している刺繍糸はカセに入ったものではなく、三つ編みの状態なのもポイントです。

これは私が普段使用している刺繍糸。
「お手持ちの中からお好きな色を選んでね。」
とお伝えしたくて、買った状態のカセがついた刺繍糸ではなく三つ編みにした普段使いの糸を使っています。

以前は「何かを足したい」「画面が寂しい」と思ってアレコレアイテムを探していましたが、

今年に入ってからアイテムの意味をより深く考えるようになりました。

その結果写真1枚の情報量がグッと増えて、写真も華やかに。

こちらは活動を始めたばかりの頃のお写真。
今と見比べると全然違いますね。

写真撮り直さなきゃな。と思う一方で、
全てにおいて初心者。のこの写真も
作品のイメージと合っていて好きなのです。
悩みどころ。


具体的なイメージというのは、トップにくる写真だけではありません。

説明に使用する写真も、「よりワクワクするように」「刺繍中のイメージが湧くように」をかなり意識しました。

ミモザのピンクッションは刺繍中のテーブルの上をイメージ。
完成後だけではなく、刺繍中もパッとテーブルの上を明るくしてくれる印象です。

こちらは糸選びのシーンを撮影。
カラフルに並んだ糸で「何色を選んでもいいよ」
というメッセージと色選びのワクワクが伝わったらいいなと思っています。

なぜより具体的なイメージを意識して写真を撮るようになったか。

それは上半期にかなり挑戦をしていたからだな。と思います。

上半期中にお届けした新作は2作品。
数としてはとても少ないですね。

ですが、

ミモザのピンクッションははなこまちの刺繍キットで初めての図案写しが必要なキットであり初めての壁飾り以外のキットでした。

刺繍で塗り絵シリーズは、初めての布単品販売という試みで、「図案印刷済み布」のみの販売をしている例があまりなくて、どのように布をお届けしたら楽しんでもらえるのか、かなり頭を悩ませたシリーズです。

どちらもキットの内容をきちんと説明しなければいけないし、刺繍するワクワクした気持ちも持って欲しい。

そんなとき、ショップの中で目を引くのはやっぱり写真だから、

できる限り写真でイメージや情報を伝えなければならない。

と、思ったのです。

今までと違うことをするというのは、やっぱり心配で悩みの種です。

受け入れてもらえるかな。
楽しんでもらえるかな。
買ってもらえるかな。

その一つ一つを解消するためにも、写真というのが私の中で大きな課題だったのだと思います。

(制作中は必死なので、ここまで考えてはいなかったのだけれど。
振り返るとこういう理由だな。という新たな発見。)

6月も終わり、今年も残すところ半分。
お写真でも刺繍の魅力が伝えられるように、これからも技術の向上を目指します。

それはそれとして、梅雨入りで曇り空が多いここ最近。
お日様、出てきてーーーー!!!

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