見出し画像

大人の【婚活】のはじめ方

最初に

「今のあなた」

大人になったあなた。
生涯のパートナーを探して、「婚活」を始めたけれど
なんだかうまくいかない。
友達に相談しても
「どんな人が好きなの?」
「マッチングアプリやりなよ」
「結婚相談所入ればすぐじゃない?」
などと返ってくるばかり。
自分の何が悪いんだろう、努力してるのになんで。
あの子はすぐにパートナーできて羨ましい。自分も早く。
なんて、焦っていませんか。

「昔のあなた」から「大人のあなた」へ

思い返せば、昔のあなたは、
学内のクラスや部活・サークル、学外ではバイトやインターン先など
同じコミュニティに属し接点のあった人の中からパートナーを選び
告白しお付き合いをしていたのではないでしょうか。
「顔がかっこいい・かわいいから」
「性格がいいから」
「背が高い・低いから」
「一緒にいて楽しいから」
「なんとなく、好き」
などが理由でお付き合いを始め、いろんな経験積んで、
悲しい別れも味わってきた。

大人になった途端に「婚活」を始めて、
とりあえず手頃にマッチングアプリを入れて、
相手を年齢・身長・学歴などの目に見えてわかる。
足切りのボーダーラインを引いて検索、スワイプ、マッチ、アポして、
「なんか合わないなぁ。次。」
職場の人に誘われて異業種交流会という名の合コンにいったりしたけど、
ノリも、頭も、雰囲気も、口も、尻も軽い。
「なんだか違う。次。」
自分の年令に焦って結婚相談所に入って、
申受・申込して、休日にきれいな格好してホテルのラウンジでお茶して、
仮交際では肉体関係のない清いお付き合いも経験した。
「うん。物足りないなぁ。次。」
なんて行動をしていませんか。
私はしていました。でも気づいたのです。

大人になった今のあなたは、
どこから相手を選ぼうとしてますか。
どんな相手を選ぼうとしてますか。
これからのあなた自身の人生のことをどう考えていますか。
このnoteでは、
大人になったあなたの【婚活】のはじめ方をご紹介します。

大人の【婚活】のはじめ方

1.婚活の目的

あらためて定義をしましょう。
「婚活」とは、結婚活動。理想の相手を見つけ幸せな結婚をするためにさまざまな活動をすること。(デジタル大辞泉より抜粋)
婚活の目的は
「あなたにとっての【理想の結婚相手】をみつけること」
ではないでしょうか。

2.なぜ、結婚したいのですか

某結婚情報媒体のキャッチコピー
「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです。」
そう、今の時代は結婚しなくても幸せになれる。
でも、大人のあなたは結婚したい。なぜですか。
ただし、子どもが欲しいはナシです。
子どもは授かりもので、子どもは、あなたの所有物ではありません。

もう少し噛み砕きましょう。
「相手と2人でどう生きていきたいのですか」
「相手と2人で何をしたいのですか」
共同生活を営みたい、2人で楽しいことがしたい、
年に1回は旅行にいきたい、最後に笑って楽しい人生だったと言いたい
など。
簡単で抽象的でも構いません、文字や言葉にしてください。
それが、あなたが結婚したい本当の目的・理由です。

3.どんな人と一緒がいいですか

2.であなたが結婚したい本当の理由がわかりました。
その目的・理由をあなたとどんな人なら叶えられるでしょうか。
具体的にいろんな条件を挙げられるだけあげてください。
例えば、
私と嫌いな食べ物がおなじ(食の好み)
私は少し時間にルーズだから時間にキッチリしてる
(自分に足りないことを持っている)など
10個も挙げられればいいと思います。もっと列挙しても構いません。
では、
列挙した条件からこれだけは絶対に譲れない条件を3つ絞ってください。
たった3つ。いっぱい考えて列挙したのに、たった3つ。
悩みますよね。でも悩んでください。
あなたが絶対に譲れない3つの条件を選んでください。

なぜ、条件を選ばせたか。
最初に列挙した条件。それは、数学で言う「十分条件」
「あなたの結婚目的・理由に対応できる相手として十分な条件」です。
絶対に譲れない3つの条件。それは、数学で言う「必要条件」
「あなたの結婚目的・理由に対応できる相手として必要な条件」です。
つまり、あなたの結婚相手の「十分条件」と「必要条件」が明確になり
「あなたにとっての【理想の結婚相手】の条件」なのです。

4.理想の相手はどこに居そうですか

3.で明確になった相手はどういったコミュニティに所属しているでしょうか。

もし、
誰でも明確にわかる条件(身長・顔・出身地)などであれば、
検索しやすいマッチングアプリにいるかもしれません。
もし、
真面目で、おとなしく、安定的、スピード重視などの条件であれば、
結婚相談所がいいかもしれません。
もし、
仕事に熱く、自分とは違う業界がいいなどの条件があれば、
職場や職場の人からの紹介などがいいかもしれません。
もし、
顔より性格、行動力、文章力などが条件であれば、
TwitterやInstagramなどのSNSにいるかもしれません。
もし、
会わなきゃわかんないよ!と思うのであれば、
婚活パーティや婚活バーで出会えるかもしれません。

もちろん1つのコミュニティに必ずいるとは限りません、
マッチングアプリですら女性も男性も複数のアプリ(コミュニティ)を
掛け持ちしていても不思議ではないのですから。
この視点で、相手を見つけるべきコミュニティがどれなのか
なんとなくわかったのではないでしょうか。
白馬の王子様は向こうから来ません。
ディズニープリンセスですら、自ら動く時代なのです。
さぁ、あなたが行くべきコミュニティはどこですか。

最後に

「これからのあなたへ」

今まで、どこがダメだったんだろうとか悩んでいたかもしれませんが、
今あなたは自分にとっての理想の結婚相手の条件がわかっているはず。
振られても
「あのひとは私の理想の結婚相手の条件に合ってなかったから仕方ない」
と思って次にいきましょう。
今までより足取りは軽いはず。

大丈夫、今のあなたは誰よりもあなたを理解している。
大丈夫、これからのあなたは誰よりも婚活に前向きに動ける。
大丈夫、もし後ろを向いても、これを読んだあなた自身が支えてくれる。
大丈夫、これからあなたの大人の【婚活】がはじまる。

約2,500文字の文章
お付き合いいただき、誠にありがとうございました。