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【ヨガ】プラーナヤーマ

ヨガの呼吸法です。調気法と訳されたりします。
呼吸をコントロールして拡大していく。瞑想に繋げる過程で大切になってくるポイントです。

わたしはヨガインストラクターでもなければ、ヨガ哲学をめちゃくちゃ学んだわけでもないので、教えのようなことは書けませんが、今日のヨガレッスンですごく頭がスッキリする体験ができたので、シェアしてみようと思います。

呼吸を循環させる

吸って、吐いてをとにかく繰り返す呼吸。
ちょっと首を引いて喉を締めるようにして、鼻呼吸をしてみると、喉のあたりを空気が掠れる感覚があると思います。そして呼吸の音もしっかり聞こえてきたりますね。
目を閉じて、その吸って吐いてのリズムと呼吸の音に集中していくと、次第に頭の中のざわつきが少なくなってきます。

頭を空っぽにするのは難しい

瞑想というと、無になるとか頭を空っぽにするっていうイメージがあるかもしれませんが、これはなかなか難しい。目を閉じて何も考えないようにしても、ポツポツと考え事が浮かんできてしまいます。

今日のインストラクターさん、わたしの大好きな方だったんですが「無になるのはわたしも無理です。でも、何か考え事が浮かんでも、ふーんって思うだけで受け流せるようにはなります」と、瞑想の効果を語ってくれました。

これってメタ認知とかと似てますよね。自分自身のことを客観的にとられる。自分のことをちょっと上空から眺めてみる感覚。

自分を観察してみる

インストラクターさんは言います。
「今よりもっと快適にその場にいるために何か工夫はできそうですか?」
自分の身体やポーズを観察します。なんだか左足にだけ負担がかかっている気がするな。重心をもう少し右側にしてみたらどうだろう?そんな風に自分のことを観察した上で、今できることを考えます。

「今ある呼吸を観察してみて」
吸う呼吸の長さ、吐く呼吸の長さ、呼吸の速さ。いつもさりげなく繰り返す呼吸に意識を向けてみます。

他のことを考えられなくなる

今日陥ったのはこの感覚。なんだか朝から頭がザワザワと騒がしい日だったのですが、呼吸に意識を向けてコントロールしようと吸って吐く音に集中していたら、心のザワザワを感じる余裕がなくなっていきました。頭の中で同時に考えられる事柄っておそらく1つだけ。だから、呼吸の音で頭を満たすと他の思考や言語が一旦居場所を無くしたような状態になりました。おそらく、そういう感情が入るための余白というか、一時保管場所のような空間が思考の中に生まれたのでしょう。

スピリチュアルではないけれど

エネルギーとかパワーとか目に見えないものをとられることはなかなか難しいし、そもそもそういうもの自体に抵抗をもたれる方もいるでしょう。わたしは、そういうのは心の拠り所のようなもので信じたいものは信じればいいし、違うなってものは、そんな考え方もあるのねーって受け流せればよいと思っています。

でも、吸って吐くのワークはわたしにとって必要な時に出会えた素敵な時間だったので、今後の生活の中でも取り入れたいし、忘れないためにもnoteにまとめてみました。

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