【妊活?】夫婦でお散歩した話
昨日はとっても天気がよかったので、徒歩圏内の河川敷へ旦那さんと2人でお散歩。
陽の光が気持ちよくって、この季節なのにとっても温かくってのんびり歩きながら、何度も深呼吸。
レジャーシート欲しいって2人で言いながら、とりあえず日差しの眩しさを背にして、並んで体育座り。
河川敷では、サッカーと野球のクラブチームが練習をしている。応援だろうか子供の姿を見守るように、母親らしき人たちがコートの周りにちらほら練習を眺めている。
「子供がクラブチーム入りたがったら、親は大変だねぇ」
「うーんでも、毎回見学する必要もないからね。最低限は送り迎えくらいかな」
「子供が望むなら、習いごとはやらせてあげたいよね、無理にやれ!とはなりたくないけど」
「そうだね。そういうところにあてるお金は貯めておかないとね」
彼は、子供を育てるためにかかるお金について調べ始める。
「養育費と教育費込みで大学まで行かせるとして1人2000万円〜4000万円くらいらしい」
ネットで調べた情報を教えてくれた。
私たち夫婦のお金の事情は、それぞれ一定の金額を2人の共同通帳に給料日に入金。それ以上はお互いに干渉しないことにしている。
「子供育てるためには、今の金額以上に徴収する必要がありそうだね。お小遣い制はなんか嫌だしねぇ」
ここは夫婦で一致している意見。
会社の子供のいる同僚が毎月お小遣い制でやりくりしていて、頑張った月も、そうでない月も自由に使えるお金は一定ということに、2人してやるせない気持ちを抱いたからだ。
めちゃくちゃ普通の休日。
たぶん新婚カップルの普通の会話。
彼はとっても自然に子供と過ごす未来の話をする。そんな彼に救われる。
子供が出来づらい、妊娠は難しいかもしれない、こんな身体で本当にごめんなさいって、何度も何度も彼と話して、何度も泣いて謝って。そんな日々が続いていたのに、なぜか昨日は2人して子供がいる生活の話をしていた。
夢でも目標でもなく、なんだかそんな日常が近い将来待っているような気がしてきた。「楽観視」もいいのかもしれない。不妊治療が必要。その現実を受け入れるためには、さらに先にある明るい未来をみていたくなった。
鬱々とした数ヶ月間のなかで、久しぶりに心のつっかえが落とせた感覚。
昨日は本当にいい天気だった。ゆっくり春の気配が近づいてきている。春一番にはまだ早い風に吹かれながら、彼と繋ぐ手にそっと力を込めた。
私たちはこれから家族になっていく。どんな形の家族かはまだわからないけど、きっとずっと隣にいてくれるはずの彼の笑顔を私は1番近くで眺めていたいな。
ありがとう。ありがとう。
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