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ずっと強く優しくありたい

揺れる。心がよく揺れる。

前からずっと「強くて優しい人」でありたいと思っていた。
強さと優しさは相反する言葉ではないけれど、その2つを兼ね備えるのは難しい。

子どもの頃のわたしは、
自分が何をしたいかはっきり強い意思をもっていて、
わたしならそれを叶えられるという根拠のない自信に満ち溢れていて、
だから物事に対しても人に対しても強気で、
思ったことはしっかり伝えられる子だった。

だけど年を重ねるにつれて、
色んな考えを許容できるようになるからこそ、
自分がしたいことを無理やり通すこともなくなり
挫折を味わうからこそ根拠のない自信を持って
挑むことは難しく、
相手視点という言葉を並べられるほどに、相手を尊重する言い方ばかりになり、自分の意見はそえるだけになりがちで。
そうして気づけば「ただの優しい人」になってしまった。

いや私はただの「弱い人」になってしまった。
そうふと感じてしまうことがある。

もちろんそれらは悪いことではないと分かっている。社会で生きていく上で全て大事なことだ。

だけれど仕事では「営業は優しいだけでは数字はつくれない。強くなれ」と言われる。
その通りだと思う。弱気では闘えない。
引かずに押し通すことが必要な場面もある。

だから働くときは強さ7  :  優しさ3    
日常生活では強さ3  :  優しさ7
になれる大人になりたい。なりたいのである。

弱かったり、強かったり、日々心を揺らしながら
社会人2年目を生きている
と思う日曜日の夜。
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2020/01/19(sun)

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