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筋トレをすると「ふんばり」がきくようになる

◆筋トレは続かない

筋トレは長続きしないのが普通と言われます。

「よーし、筋トレ始めるぞ!」
と始めたものの、2か月間続いている人は2割しかいないとの話もあります。
どうすれば続くのでしょうか。

筋トレによる「効果の実感」や「充実感」があれば続くことでしょう。

筋トレによって、「よっしゃー!」と体の活力が復活することは、
前回の記事で述べました。
〔筋トレをして、「よっしゃー!」を実感しよう〕

今回は、「ふんばり」の実感について述べたいと思います。

◆加齢と「ふんばり」

加齢とともに「ふんばり」がきかなくなります。
夜ふかしができなくなります。
若いころは、やらなければならないことがあると、
夜遅くなっても頑張れました。
加齢により、夜の「ふんばり」がきかなくなります。

ふんばりがきかないのは、夜だけではありません。
日中も疲れて「ふんばり」がきかなくなり、
いろんな仕事を後回しにしてしまいます。

体の芯の活力の衰えによるものでしょう。
「昔はもっといろいろとできたのに」
「若い人はいいな~」

と、心もなえてくるでしょう。

◆足腰のふんばりがきかない

加齢が進むと、「ふんばり」は足腰に現れます。
立ち上がる時に「スッ」と立てなくなります。
何かにつかまって、ヨロヨロしながら立ち上がるようになります。

移動も小股になってきます。
こうなると、つまずいて転倒の危険性が出てきます。
「転倒→骨折」が現実味を帯びてきます。

◆足腰のふんばりがきく

筋トレ(スクワット)をすると、
数日で足腰の踏ん張りに「実感」が出てきます。

足腰が安定して、しゃがんで物をとるとき、
「ふんばり」がきくようになります。

体が傾いても「ヨロッ」とせず、安定してきます。
ふとももの筋肉の張りが実感できると、しゃがむのが楽しくなってきます。

足腰の踏ん張りが実感できたら、心身ともにふんばれるようになります。
2か月たっても筋トレが続いている2割の人に入れることでしょう。

参考文献
1)大渕修一:『70歳からの筋トレ&ストレッチ』, 法研,2017

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